くうちゃんの命と向き合って。

くうちゃん、かなり良いです。

一時は強制給餌以外には全く食べれなくなって
もう、今日か明日かという状況になった。

でも、今は、1日の必要量にかなり近く、自分で餌を食べられます。
痙攣は完全には治っていませんが、生きれそうな気がしてきました。

以前は手を入れると噛みついて痛いのなんの、だったのが
噛むこともせず、噛んでも全く痛く無かったのに
今日はあの噛む力が戻っていました。

完全回復は無理でしょうけど。
本人が、痙攣の状態に慣れるというか
その状況で食べるということを身に付け
その状況で寝るということが出来るようになれば
いけそうじゃないでしょうか。

障がいを抱えつつ、生きている人だっていっぱいいる

この数日
とてもいっぱい色んな事を考えました。

海ちゃんとシャケちゃんは亡くしたけど
原因不明の急死だったので
何かを考えている余裕が無かった。

今回、3/28に発病
一回回復
4/26、発病。痙攣が始まる
その後、治療法のある方の原因の可能性が消え
おそらく、脳の中の腫瘍
神経に間違った指令を出し、ピクッピクッを繰り返してしまう。
悪化の一途を辿る
という経緯

その間、色んな事を考えたというか
色んな感情に陥った。

思えば、介護というものをしたことがない
弱っていって亡くなった人を身近に見たこともない
命に数日間向き合うという経験をしたのは初めてかも。

もう、あと何時間というレベルだろうと自分で判断した時
涙が止まらなくなった。
可哀想で見ていられなくて
安らかに、としか考えられなかった。

その後、お医者さんに行って
諦めないんだ、と驚いて
そのあとのくうちゃんの、生きようとしている姿を見て
気持ちが動いていく。

お医者さんの痛くはないと思います、という言葉に救われたが
それでも、見ていられない、という気持ちは変わらなかった。

安らかに、という考えは減っていったが
見ていると辛すぎた。
その場を離れたかった。

数時間ではなさそうだと思えてきたので
自分の気持ちを守ろうと思った。
数日後にやって来るだろう、その日は付きっきりになるだろうから
今は、この場から離れたいと思い
ウォーキングに出た。
現実逃避です。

次の日は介護に明け暮れた。
強制的な給餌と薬も飲ませた
少しでも楽なようにゲージ内のレイアウトを色々変えた。

さらに次の日も見てられなくて
短い時間で帰ってこれるウォーキングに行った。

でも、そんな情けない私とは裏腹に
くうちゃんの、生きたいという思いと生命力は
ずっと踏ん張り続けていた。

良くなった気がする
最初に思ったのはその日の夕方

予定では、10連休後半は兵庫県の実家に帰るつもりが
一日延期していた
帰っても良いかも

病院に預けて、実家に帰る事にした。
入院です。
すると、病院から長女に連絡があり
強制給餌をしなくても良いくらいに回復しています、との連絡

翌日、長女が病院から引き取ってくれて
かなり良いので、強制給餌をしていませんとのライン

そして、私が戻ってきた今日
お土産に買ってきた、551のぶたまんの皮まで食べました。

動画を見てやってください。
良い感じと思いませんか
顔が一部黒くて変なのは
強制給餌のどろどろの餌がこびりついた跡です。

飛ぶなんてとんでも無かったですから。

命の期限
ある意味親思いと言いますか
10連休の最初に倒れて
なんかかんか予定はありつつ、家族の誰かが入れ替わり誰か居る状態。

でも、期限が迫ってくる。
7日になったらみんな仕事。どうしよう。

嫌らしい話だし、人間としてどうなのよと思いつつ
費用的な面が頭をもたげる。
治療法があるならまだしも
治療法がないとお医者さんが断言しちゃっている以上
入院したとしても、病院で出来ることは強制給餌のみ
いわゆる延命治療かも知れない。
入院費用、5000円
10日なら、5万円
その先は?

そういう事を考えている自分も悲しかった。

全て、今回は、くうちゃんに教えられ
くうちゃんに救われたと思う。

こんな風に思ってるんでしょうね

あんたねえ
何ぐちゃぐちゃ言ってんの
私ゃ生きたいのよ。生きるの。
7日だって?
分かったわよ、それまでに何とかすりゃ良いんでしょ。

[セキセイインコ]シリーズはこちら(少し下げてね)

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