[昭和歌謡]81 いちご白書をもう一度

昭和ヒット曲全147曲の真実シリーズです。

いちご白書をもう一度
バンバン
作詞、作曲 荒井由美
1975年

♪いつか君と行った映画がまた来る       
授業を抜け出して二人で出かけた      
哀しい場面では涙ぐんでた  
素直な横顔が今も恋しい
雨に破れかけた街角のポスターに
過ぎ去った昔が鮮やかによみがえる
君もみるだろうか「いちご白書」を
二人だけのメモリィー どこかでもう一度

青春
ドンピシャです。

高校に入ってすぐ、フォークギターを買ってもらって、
フォーク同好会に入って
最初にフォークギターを弾きながら歌ったのがこの歌

私くらいの世代で、フォークギターを持っていた人だったら、分かるんじゃないかな
クラシックギターだったら禁じられた遊び
ピアノだったら、エリーゼのためにとか猫踏んじゃった
最初にトライする練習曲の定番。
フォークギターの場合は、いちご白書をもう一度なんです。

まず右手がびっくりするほど簡単
上から下に、ジャン ジャン ジャンと等間隔で掻き下ろす。
最初から最後まで全て等間隔。
そんなの後にも先にも、この歌しかない。

左手、複数の箇所を押さえて、和音を作る
ドミソ、ジャーン、だったら、C という名前が付いている。
Em(イーマイナー)Am(エーマイナー)の順で簡単
AmとEmで始まる訳ですよ。
素人はとっても気持ち良く弾けます。

Am Em C G7 くらいしか無かった記憶だったんだけど
今回改めてもう一度見てみて、Fがあったのにはびっくり
Fって初心者にとっては一番難しいんです。
最初から頑張ったのね

結局ギターは最後まで全くうまくならなかった。
Fなんてボロッと変な音しか出せなくて、
大声で歌うことでごまかす日々でした。
それでも、その後フォーク同好会の会長をやりましたので
面の皮が厚かったんですね。

何かの楽器を出来る人って、とてもうらやましく思います。
楽しいだろうなあって。

いちご白書をもう一度
今回改めて見てビックリしたんですが、ユーミンの歌だったんですね
2番では、学生運動とか、多少絡んだ歌詞なので
全くイメージが違うというか

こんな歌詞まで書けるなんて
ユーミンの幅の広さ、恐るべし。

学生運動って全く分からない世代です。

大学で残党のような人に声をかけられ
ちょこっとだけ話した。
君が代がどうのこうのと一生懸命喋るんだけど
いまいち心に響かずそれっきり

若者に大きなうねりがあった時代って
イメージが沸かなさすぎて
ちょっとうらやましいと言うか
体験してみたかったなあと思います。

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