新江戸百景巡り。完成ーーーっ。その2

新江戸百景巡り。完成ーーーっ。その1
の続きです。

富士大山道の道標と庚申塔


大山道って江戸方面から大山へ参るための道です
大山は霊山で、山自体が信仰の対象。
大山参りは江戸庶民の間で大流行

大山、富士山、お伊勢さんは、ホップステップジャンプ
一番距離が近く、2~3日で行ける大山は大人気
江戸、その郊外、から大山へ行く大山道はかなりの数有り
ここからこっちは大山道という大山道の道標はあちこちで見かけます。
その度に、みんな大山が大好きだったんだなあと思います。
セットで訪れるであろう、江ノ島もね

ここは、「富士大山道」とあるので
その先で、富士への富士道との分かれ道が出てくるのでしょう。
ホップステップ両方とは豪華です。

薬師の泉
びっくりです。素晴らしいです。
こんな素晴らしいものを農民の新見善左衛門が作ったなんて

最近、百姓が作ったすごいもの、を立て続けに見ていて
改めて、「江戸時代の百姓は裕福」を追証していっている。

江戸をずっと歩いてきて、例え150円でも有料にしている庭園と、
そうじゃない庭園とは違うなあと思う訳です

ところが、板橋区はどれだけ金を持っているんでしょう。
先日の徳水亭といい、この薬師の泉といい
完全に有料のレベル






お見事!

例によってぐっと崖になった斜面を上手く利用している。
出口の近くにベンチがあった。
庭園見物のコツなんだけど。ベンチがあるという事はそこからの眺めが良いため、
ゆっくり鑑賞してほしい場所

今までも十分素晴らしかったんだけど、座ってみましょう。

おおおっ、そう来ましたか。

お隣の大きなお寺(大善寺)が借景

というか、そもそもが大善寺の庭園だった。
この大善寺自体、農民の新見善左衛門が作ったって信じられますか
大善寺のご本尊は、あの聖徳太子が作ったという薬師如来だし
8代将軍吉宗が立ち寄るほどの大寺院
その時もらった泉の水があまりに美味しかったので
「今後、清水薬師と呼ぶように」と名付け親
江戸名所図会(えどめいしょずえ)にものっているという
名所中の名所。

ここは、無くなっちゃっていた場所に、
平成元年、板橋区が江戸名所図会の絵を元に再現したもの。
板橋区さん。基本的に物事に取り組む姿勢が天晴れです。

水上バス乗り場
なぜか急にコースの中に、「水上バス乗り場」
何だか今までとテイストが違うなあ
飛ばすか?

寄ってみてびっくり

今まで、神社仏閣、庭園の緑系ばかりでしたが
ここでそう来ましたか


新河岸川
新河岸川ってそう広くないイメージだったので
新たな発見が嬉しくて。

ああ、大きい川大好き。
何て気持ち良いんだ。
コースに入っていて大正解

墨田川を行ったり来たりの東京水辺ラインって、新河岸川まで上っていくんですね

龍福寺
あっ、ここにも板碑
このコース、板碑の当たりコースです。
これも、阿弥陀三尊

お寺の庭園で芝生がこんなに綺麗なのは珍しい

戸田橋親柱

志村一里塚
このコースでの最終ポイント
そして、新江戸百景巡りのラストワン

ああ

着いた



中山道の一里塚です。
一里塚って全国的に見てもほとんど残っていないんです。
街道の両側に榎(えのき)の大木
随分遠くからも良く分かり

随分歩いたなあ
これで一区切りだ
日影で少し休んだら
また歩き出すことにしよう。

コンプリート
新江戸百景巡り
コンプリーーート

こんなに実際に歩いたんですね
もちろん、もっと歩いていますけど

少し自信がつきました。
ただ行ったというだけではなく
そこそこ詳しい解説を全てについてする事ができます。

オリンピックに向けて、私に何か出来ることがないか
色々アクセスしてみようと思います。

随分歩いたなあ
これで一区切りだ
日影で少し休んだら
また歩き出すことにしよう。

おでかけマップ

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