しあわせウォーキング

しあわせウォーキング
9対3の呼吸法の話はしました。
「い・い・ち、に・い・い、さ・あ・ん、し・い・い」でした。
もちろん、それでも良いのですが、はっきり言って面白味がありません。
9対3自体、私のオリジナルですが、もうひとひねりして、完全オリジナルです。
ウォーキングは楽しいという要素を無理矢理加えてしまいましょう。

言葉を唱える
数字の変わりに言葉を唱えましょう
し・あ・わ・せ、あ・り・が・とう、し・あ・わ・せ、あ・り・が・とう、とくりかえします。
「しいい、あああ、わああ、せええ。あああ、りいい、がああ、とおお」ということです。
「せ」と「とう」の3歩ずつで息を吸うわけです。

しあわせ
目的の一つは副交感神経を活性化させることです。
ものを考えない方がいいので、「し・あ・わ・せ」では過去に幸せだなあと感じた時の何とも言えない「じょわーっ」とこみあげてくる感じや、幸せすぎて泣きそうになった時の感じを思い出します。
具体的な事象ではなく、感じだけで結構です。
そして自分の今を完全に肯定しましょう。
いいよ、いいよ、いいですよと。

ありがとう
しあわせが自分の肯定なら、ありがとうは、回りへの想いです。
まわりの人たちに感謝しましょう。
地球や虫や目に入るいろんなものに感謝しましょう。

笑顔
そして、極め付きが笑顔。渾身の笑顔で歩く。
「し・あ・わ・せ」や「あ・り・が・とう」を唱えながら、笑顔で歩くと、いくら会社で嫌なことがあっても、嫌なことを考えられません。
絶対に無理。これはいいですよ。

飽きてきたら
少し飽きてきたころに他の4文字を入れてみても良いです。
やはり前向きなものやほんわかしたものがいいですね。
「すやすや」「おやすみ」「たのしい」「きもちいぃ」「ふわふわ」。
「おやすみ」と「ふわふわ」は結構良かったです。
絶対前向きでないといけないというものではありません。
笑顔に合えば、何でもいいです。
「からすみ」「てんぷら」「とんかつ」「定食」。
きんこんかんこんでもいいです。

からすみのエピソード
そういうと昔ラジオで言っていた話を思い出しました。
おじいちゃんが銀行口座をつくるとき、暗証番号を書く4つの枠を指さして、銀行員さんに、「ここは何を書けばいいの」と聞いたらしい。
銀行員さん「何でも好きなのを書いていいんですよ」と答えた。
その後、ずいぶん考えて書いたのが
「からすみ」
「好きな」でずいぶん「てんぷら」と迷ったらしい。
そのおじいちゃん用にぜひ、か・ら・す・みのキーボードを用意してほしいですね。

考えない
歩きながら何か4文字でいいのがないか考えると「考えている」ことになっちゃうので、あらかじめ候補は決めておいた方がいいです。
やっぱり歩いていると、いろんなことを考えてしまうので、そんな時は定番の「し・あ・わ・せ」「あ・り・が・とう」に戻した方がいいです。
確実に考えることをやめられる。
そうです。
瞑想の世界です。
笑顔も忘れてしまうので、定番に戻したときに笑顔も思い出してにっこりしましょう。
もう少し進歩して5拍にできれば「お・も・て・な・し」もいいかも。

笑顔のよさ
笑顔の良さは、口呼吸ができないこと。絶対に鼻呼吸にせざるを得ないということがあります。
また、自分を好きになれること。
せっかくだから、歩いているとき以外もと思ってくるのだが、電車の窓に映った自分の笑顔をみると「おぉやるじゃん」と思えてきます。
やっぱり本当に習慣になれば、仕事でも絶対にマイナスはないでしょう。
人にも優しくなれるはず。
もし、「ウォーキング自体が楽しい、ってまだ思えないよなぁ」という方は特にむちゃくちゃお勧めです。

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