カミさんの田舎はすごいとこ(買い物)

買い物
今でこそ、東栄町にもコンビニがありますが、昔はそんなハイカラなものはありませんでした。

ちなみに愛知県といえば、サークルK。
北海道のセイコーマートみたいなもんです。
特に三河地方はサークルKしかありませんので、コンビニとは言わず、サークルKと言います。
特に東栄町の人は、サークルKをスーパーだと思い込んでいます。
確かに、コンビニにしては若干大きめだったりしますが。

カミさんの小さい頃
話を戻して、カミさんの小さい頃。
近くにあるお店といえば、東栄駅の近くにある小さなお店一軒だけ。
文房具も、本も、食料品も全部そこにしかありません。
野菜と鮎とかの川魚は大丈夫ですが、海の魚や肉は基本的にはありません。
そんなものを仕入れると、間違いなく腐らせてしまいます。
じゃあ、肉を食べたいときどうするか。
そうです。注文するのです。
今度の週末は肉を食べるぞっ、と気合いを入れる必要があります。

ところが
そう書くと、さぞ不便な生活のように感じるでしょうが、
実は、良くしたもので、また別の方法があります。

さあ、買い物をするための「別の方法」とは、どんな方法でしょう。

今回のクイズは、今までのに比べると簡単ですね。

さっさと正解にいきましょう

はい。郵便局の職員さんです。
郵便局の職員さんは、郵便物を届けた際にひとしきり世間話をしていきます。

まあ、お茶でも飲みん。

その際に欲しいものを言っておくと、何でも届けてくれるというわけです。

もちろん、郵便業務とは何の関係もありませんが、
田舎の人は「本来の業務」など小さなことにはこだわりません。
誰も何の疑問も持っていません。
助け合う事って当たり前の事だから。
どこどこの誰べえが、今日はたまたま手紙を持ってきた。
サービス料だの、手数料だの、そんなへったくれは誰の頭の中にもない。

あと、農協のひととか。

郵政民営化の時に田舎の人が反対しました。
ニュースでは、地域格差から全国的サービスが受けられなくてうんぬんかんぬん言っていましたね。

おそらく本音はもっと違うところにある。
お金だの経済だの効率だの、そんなことに惑わされて
助け合うという、本来の生き方を忘れてしまうのは嫌だってこと。

高齢者しかいないから、お互いに気を掛け合ってる。
今日は誰それは元気か、心配だし、明日は我が身っていう気持ちもある。

まあ、色んな生き方があって、もちろん良い訳だけど、
田舎には田舎の生き方があるってことでしょう。

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