参った!説明不能。世田谷文学館

(1/13の事です)
祝日です
お出掛けしましょう。

世田谷区の出している24の物語ってウォーキングパンフレットがとても充実しているので
その中から、芦花公園スタートのコースで行きましょう。

世田谷文学館
しょっぱなは、世田谷文学館
芦花公園は、徳富蘆花の「ろか」から来ているので
徳富蘆花を始めとして、色んな文学者に愛された土地

正直、長女と違って文学には詳しくないので
知っている人が出てれば良いなあ、というレベル

コレクションだけになりますがよろしいですか
からくりは12:30からになります。

何だか分からず、ハイ

中は撮影NGだったので、外から

新青年という雑誌で活躍していたメンバーたち
探偵小説というジャンルの雑誌のようです。
2代目の編集長は横溝正史

良かった。知っている人がいた
長女は全員知っているんだろうな

直筆の原稿とか手紙とか

これだけは撮影OK

もうひとつの部屋に箱が7つ並んでいる
何だろうなあ、これ
さっき、からくりが云々言ってたのがこれかな

からくりと言えば、田中久重の精巧なからくり人形を川崎の東芝未来科学館で見た
何でそれが文学なんだろう

時間を見るとあと30分近く先
どうしようか迷ったけど、やっぱり見よう

ブログを書いたりしながら時間を過ごします。
紹介の映像も流れていました
なるほど、精巧なからくり人形って訳じゃなく、幻想的なものなんだな

からくり
武藤政彦さんという人の作品
ニックネームがムットーニ

7つの内、4つが上映された。
一つ5分とか7分とか

なぜ文学なのか分かった
元々絵を書く美術家
だんだん、立体的な造形にシフトしていく
そして、それが動く

あくまでもメインは文学
文学の持つ不思議な世界
からくりと言っても、精巧な動きをするわけではない
主人公は10cmちょっとの粘土で作った人形
せいぜいゆっくりと回るくらい
その回りでちょっとした不思議な仕掛けで奇妙な世界が繰り広げられる。
ムットーニさん本人が朗読
光や音楽
1m四方ほどの箱の中で世界が完結する

全く経験のない異次元の芸術
はまった。ドはまり。
何なんだこれは
何者なんだ、ムットーニ
敢えて言うと「幻想的」なんだけど
そんな言葉を使うのがもどかしい。

ここも撮影禁止なんだけど
例え動画を録れたとしても
この世界をお伝え出来るのは1割も満たないだろう
説明不能
参った
ブログにならないけど
来て、見てもらう以外に方法がない

題のない歌 (萩原朔太郎「題のない歌」から)
眠り (村上春樹「眠り」から)
漂流者 (夏目漱石「夢十夜」より「第七夜」)
アローンランデブー (レイブラッドベリ「万華鏡」)

4つが終わった。
3つ残っている

聞くと、10:30 11:30 12:30 と1時間ごとに半分ずつ交替交替にやるらしい

次は、13:30から
また30分待ちか
このあと、蘆花恒春園(ろかこうしゅんえん)を始めとして、色々回りたい
どうする

チケットの後ろにハンコを押してもらえれば、再入場出来るらしい

ハンコお願いします!

蘆花恒春園へ向かう
途中まで行ったけど、やっぱり全然無理
30分で行って帰ってくるなんて不可能
引き返そう
興奮しきっていて、思考が成り立っていない

再入場お願いします。

40歳くらいの男性が入ってきた。
さっきの回は全くお客さんがいなくて私が独占でした。
もっと宣伝してよ、と思うけど
見てもらわなきゃ分かりませんと言うだけじゃ宣伝にならないしね

すごいんですよ。びっくりしますよ
興奮ぎみに話す。

猫町 (萩原朔太郎「猫町」から)
猫の亡霊ばかりの住む町を、一人の男が歩く

おおっ

ねっねっ 見たことないでしょこんなの

これは、何? えっ 何なの?

はい、次次

蜘蛛の糸 (芥川龍之介「蜘蛛の糸」から)

ほおぉ ほおぉ

山月記 (中島敦「山月記」から)

こっちもね。すごいんですよ
あんまり良かったから、再入場してきたんです

おでかけマップ

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