トキワ荘通りから

トキワ荘マンガミュージアムに行って来ました。
の続きです。

トキワ荘通り
トキワ荘マンガミュージアムには入れませんでしたが
公園内の案内板を見ると、ゆかりの地が色々あるようです。

まずは、トキワ荘 跡地碑


手塚治は、既に売れっ子で、地元の関西と、東京を行ったり来たり
東京に来たとき、いちいち宿を見つけるのが面倒なので
編集者に西武線沿線で、都心に近いところで、住むところ見つけてよ、って事だった
その編集者が自分も住んでいたトキワ荘を紹介した。

そこに、同じ編集者から紹介を受けた寺田ヒロオが入居する
ここから、トキワ荘物語が始まるんです。




トキワ荘通りはこのトキワ荘で盛り上がっている様子です。

トキワ荘マンガステーションというのを横目で見つつ

トキワ荘通りお休み処

ここの人の言うには、トキワ荘マンガミュージアムには、グッズとかは売っていないらしく
トキワ荘関連のグッズはここで売っているとのこと

2階に一部屋だけなんですが、再現してあるんですよ

えっそうなんですか

マンガミュージアムに入れなかったので一部屋だけでもとても嬉しい。
誰の部屋かと言うと、寺田ヒロオ

あらまあ、超有名な4人のうちのいずれかじゃないのね
ミュージアムに遠慮したのかな
と思ったんですが
ところがどっこい
この寺田ヒロオという人物こそが、トキワ荘という奇跡の集団を作ったキーパーソンだった

実は手塚治と、トキワ荘の軍団とはダブってトキワ荘にいる時期がない
入れ替わりです。
唯一ダブっているのが、寺田ヒロオ

まず富山から、藤子不二雄(我孫子氏、藤本氏)が上京するにあたり
我孫子氏が憧れの手塚治に会いたいと、トキワ荘にやって来る

会えたのは会えたんだけど、ちょうど出掛けるところだった。

そうなんだ。頑張ってね
向かいの部屋に寺田氏がいるから会って話してみれば?

手塚治は、〇〇氏という呼び方をするんです。
憧れているトキワ荘メンバーは全員〇〇氏という呼び合い方をすることになります。

寺田ヒロオと話をして意気投合
それから、10日間も寺田ヒロオの部屋に居候します。

寺田ヒロオはまだ芽の出ていない漫画家たちを集めて漫画党を結成
藤子不二雄も参加し、トキワ荘で会合を開いたりします。

手塚治が1年ちょっとで雑司ヶ谷の方に移るにあたり
トキワ荘にちょこちょこ顔を出している、藤子不二雄が貧乏していることを知り

敷金このままにしておくから、この部屋に入りなよ

ここから、トキワ荘に続々と集まってくることになります。

みんな、手塚治に憧れているから
手塚治がかつて住んだトキワ荘に住みたいというのはあるのだけれど
もっと大きいのは、大好きな面倒見の良い「寺さん」のいるところに住みたい

寺田ヒロオは一番年上でリーダーなので、この人だけは〇〇氏ではなく、寺さんです。

最初の頃は、寺田ヒロオだけが稼げていたので
お金に困ると、全部寺田ヒロオが出していました。

石ノ森章太郎がやって来て、その知り合い、赤塚不二夫がやって来て
それ以外にも、よこたとくお、森安なおや、鈴木伸一、水野英子

住んではいないけど、毎日のようにやって来て、仲間に加わるのを通い組と呼ぶとすると
その代表格がつのだじろう
あと、園山俊二
つのだじろうは、トキワ荘に通うためだけにスクーターを買った。

みんな寺田を中心に一致団結
貧乏だから、チューハイをサイダーで割る
チューハイ1対サイダー9
チューダーと呼ぶ


狭い部屋に肩寄せ合って

近くのラーメン屋 松葉から出前

4件先に、マンガステーションといって、トキワ荘メンバーのマンガを自由に読めるところがあるので
ぜひ寄ってくださいね。

はい

さっきチラッと見たところだな

膨大な量
やっぱり、手塚治、藤子不二雄、赤塚不二夫、石ノ森章太郎でほとんど

久しぶりに手塚治のどろろを読んだ

そろそろ、次女の処に行かなきゃ

コインパーキングへ戻った。

むむっ。600円か
コインが足りない。
自販機で崩すにも、5000円札しかない

さっきのお休み処の方向に戻っていくんだけど、なかなかお店がない
どうせならお昼時だから食事しちゃおうか

定食屋、トンカツ屋がたまたま満員だった。

ラーメン屋があったので、ここにしようか
あれっ、ひょっとすると

屋号を確認すると

おおっ。松葉!

ラーメンお願いします。

トキワ荘のメンバーたちが食べたんだよなあ

だしの効いたあっさりしょうゆ味
ゆかりのということを抜きにしても、むちゃくちゃ美味しかった。
またラーメン食べる目的だけでも来たい

色紙もあった

さあ、次女の処にお届け物
所沢へ向かおう

小手指が原
お届け物をして
帰るには、勿体ない

所沢と言えば、小手指の古戦場があった。

実は昔寄っている
でも、その時は、ここで昔、武士たちが合戦をしたのね、というくらい

ちょっと前に久米川古戦場に行って新田義貞に惚れちゃった。
分倍河原の古戦場も見てきました。
分かってから再度、三点セットのひとつめ、小手指が原に行くとまた違う思いがあるでしょう。

白旗塚

小さな山なんだけど、ここに新田義貞が陣を張り、自分の白旗を刺し込んだ

この頂上の場所には、新田義貞は絶対来ているよなあ

[おでかけ]シリーズはこちら(少し下げてね)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です