先週深川の七福神を巡りました。
とても良いコースでしたが、1/7までというのがどうにも厳しい。
深川七福神は曜日の巡りの良い再来年まで取っておいて
もうひとつ下見することに致しましょう。

東海七福神
品川区の東海七福神なら、15日までやっています。
よしっ
以前、「東海道を行く」ウォーキングイベントで行ったことのある場所が4箇所もあります。

品川神社
大黒天

いきなりの大物
イベントの時来ていますが、、強烈に印象に残っています。

富士塚です。
これ以降富士塚にはまって、ずいぶんあちこち登りましたけど
ここを越える景色の良い富士塚はありませんでした。

そもそも崖の上に品川神社があって、その上に盛られた富士塚だからなんですが。

この鳥居かっこいい。龍が巻き付いています。


鳥居の業者がどこかから幕末に注文を受けたんだけど
注文主が幕末動乱でいなくなっちゃった。
仕方ないなあ
倉庫にほっとこう。

時はずいぶん流れて、大正14年
終夜営業で繁盛した三徳家という料亭がありました。
大正にも24時間営業ってあったんですね。びっくり
その三徳家さんが、鳥居を買い取って、品川神社に寄進したんです。

こっちの鳥居は、明神鳥居としては江戸で2番目に古い。慶安元（1648）年です。


あの家光の恋人、おっさんずラブの堀田正盛の寄進です。
一番古いのは、上野東照宮の鳥居です。寛永10（1633）年

残念ながら拝殿本殿は工事中。
おそらくお正月には間に合う筈。

本当は、板垣退助の墓があるはずなんですが
残念！工事で入れませんでした。

養願寺
布袋尊
ここは虚空蔵菩薩を祀っているので、この横の道は虚空蔵横丁というのですが
煉瓦塀がかっこいいので、映画とかにも使われたそうです。

一心寺
寿老人

成田山新勝寺を勧請しています。
開基、即ちお金を出して作らせたのは、あの井伊直弼です。

荏原神社
恵比寿神


先程の品川神社は、牛頭天王（ごずてんのう）を祀っている。牛頭天王はスサノオノミコトとも同体とされている。
この荏原神社も牛頭天王を祀っている。
品川神社が北品川の総鎮守であるのに対し、荏原神社は南品川の総鎮守
ということで、品川神社を、北の天王さま
荏原神社を南の天王さまと呼んでいる。

あれれ？ちょっと変。
目黒川を境に、北側が北品川、南側が南品川
荏原神社は北品川なのになあ。
東京都品川区北品川２丁目３０−２８

実は川が変わったんです。
今と昔の地図を重ねるアプリで見ると、ほらね

荏原神社の祭りで有名なのが、海中渡御（かいちゅうとぎょ）
海の中を神輿が練り歩く

昔は、荏原神社のすぐ前が海だった。
満潮時には隠れる砂浜が広がっていた。
天王様の前の洲なので天王洲
東京モノレールやりんかい線に天王洲アイルという駅があるけれども、どういう意味なのかなあと
ずっと思っていた。
やっと謎が解けました。
位置関係で言うとこんな感じ。

海蔵寺

王貞治選手がルーキーだった頃の話です。

心臓病を患った少年、和夫君は、王選手の大ファン。
病院のテレビでいつも応援しています。

お母さんは、元気づけてあげたいと王選手にサインをいただけませんか、と手紙を書きます。
王選手は、それなら直接手渡したいと、病院を見舞います。

和夫君頑張って元気になってね
和夫君のために、ホームランを打つよ

やったあ
僕、絶対治るからね
治って、野球をして、そして、王さんみたいにホームラン打つんだ

約束だよ。じゃあ僕も約束しよう。
絶対ホームラン王になるよ。

王さんは度々病院を訪れましたが、和夫君は14歳という若さで、かえらぬ人となってしまいました。

その年、王選手は、ホームランを量産し、ホームラン王になるんです。

約束通りホームラン王になったよ。

そして、13年も連続で。

和夫君のお母さんは、和夫君のために、海蔵寺にお地蔵様を寄進しました。
王選手は、ホームランの節目節目の記録のあとは
必ずここを訪れ、お地蔵様に手を合わせたと言います。

こりゃ、行かなきゃ。
ところが、海蔵寺でどうにもそれらしいお地蔵様が分かりません。

墓参りをしている一般の方がおられました。
親子連れです。

すみません。ホームラン地蔵、ご存知ないでしょうか

いやあ、分からないです。

ごめんなさい。

普通だと諦めるんですが、どうにも見たい。
お寺の人に聞こうしピンポンするんだけど、お留守かも知れません。

すみませーん。ひょっとしてこれでしょうか。

向こうの方から声がします。

私が一生懸命になっているのを見て
先程の家族連れの方が、探してくれたようです。

ああ、これです、これです。

何か有名なものなんですか

（先程のエピソードをお話しました。）

ああ、そのエピソードは聞いたことありますが
ここのお寺だったんですね。

本当に探していただいてありがとうございました。

続きは、明日ね
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