対策共通チャート
1.根本原因を直接解決できるか
根本原因があるのであれば、その根本原因こそ解決すべきです。
原因であるかのように見えがちな、「食べ過ぎてしまう」こと自体を解決しようと、食事制限に走るのは、アクセルを踏みつつブレーキをかけるようなもの。
効率がとても悪い。
効率が悪いだけではなく、新たな根本原因を作ってしまいます。
食事制限はストレスになるからです。
お腹が減って我慢しても、空腹後に美味しい食事が待っているなら何ら問題ありませんが、そのまま我慢すると最大級のストレスです。
さらに自己嫌悪です。
無理な事をやろうとしているので出来るわけないのに、決めたルールを守れない自分が嫌いになります。
もっというと、太ります。
原因は違うところにあるので、当然無理な食事制限になります。
無理な食事制限は、カラダが危険だと思い、脂肪蓄積に走ります。
そして、不健康に。
それでも続ける食事制限は、脂肪消費ではなく、筋肉消費になります。
仮に減量はできたとしても、その分は健康のマイナス分です。
とはいえ、根本原因の解決が図れるかです。
そんなことは、言われんでも分かっとる。
それが出来ないから、太ってるんですっ。
生活リズムが乱れているって言ったって、仕事がそうなんだから仕方ないでしょう、とか。
ストレスの原因はあの人なんです。どうやったって無理なんですって、とか。
どうしても無理なら、違う方法を考えるしかありません。
2番に進んでください。
2.積極的プラスオン解決(相殺型解決)
根本原因が解消できない場合は、こちらで何とかするしかありません。
それ以外の場合も、この方法は組み合わせた方が良いと思います。
また、だらだら間食型の場合には、「根本原因」に強いものがないので、この積極的プラスオン解決でのみ対策を取る必要があります。
原因解決をごちゃごちゃ考えるより、補って有り余るだけの、プラス面をオンしちゃえって考え方です。
今まで例に上がっているのが、食事面ばかりで、運動面が出てきませんでした。
でーこんらしくないと思われたかも知れません。
正直、太る原因と言ったとき、運動不足が直接の原因だとは考え難いと思います。
やっぱり食事面。
積極的プラスオン解決の方法を2つに分けましよう。
2.1 食事面
何度も言いますが、食事制限ではありません。
むしろ逆。
一日一食は、おいしい食事をたっぷり食べる。
痩せることと健康のためには、「空腹」を経由する必要があります。
それが可能になるのは、おいしい食事がとれるから我慢できる。
正確に言うと、「我慢」ではない。
空腹でこそ、食事がおいしくなるって、実感としてすぐに分かりますので、空腹自体がわくわくできる「楽しみ」になる
そして、そのおいしい食事。
副交感神経もフルスロットル。
積極的プラスオン解決。
おいしく食べればダイエットできる。
こんなにいいダイエット法あります?
2.2 運動面
運動面は、ここで重要な役割を発揮します。
特に、ストレスタイプの場合に効果絶大ですが、全般的に大きな意味を持ちます。
よく若い学生さんに悪い方向に走らないよう、スポーツをさせるって図式がありますが、似たようなイメージです。
体を動かしてスッキリ。
これが目的なので、あくまでも楽しいと思える運動をしてください。
痩せるために、義務的に始めた運動であれば、期限を決めてください。
楽しいと思えるようにいろんな工夫をしてください。
期限が来てまだ楽しいと思えないなら、新たなストレスになってしまいます。
スパッとやめて、違う運動に変えてください。