恋愛の思い出(中学2年編)

恋愛に関する思い出を書こうと思います。

興味ない?
まあまあ、そう言わず

中学2年生
皆さんにも輝いていたピークの時期ってないですか。
私の場合は小学校6年生と、中学2年生
どっちも最高のクラスメイト達だったなあ

女性の友達から手紙を預かったって渡された。
それまでほとんど意識したことなかった。
しゃべったこともほとんどなかったと思う。

Yさん。
背が高くて可愛かった。

最後に○○の花言葉を送りますって書いてあった
I Like You

Loveちゃうんか

手紙渡すのを仲介してくれた、女性の友達に聞いた。
○○の花言葉って何?

そやから、I Like Youやん

どないしょ
せっかくやから何か言わな。

でも何かおかしい。
話が出来ん。

いや、そもそも近づけん。

どないしょ。
何もゆうてくれへん思うとるやろなあ。
そう思えば思うほどおかしくなってくる。

月に二回、くじをひいて、席替えをするというクラスだった
不思議とYさんの隣とか斜めとかのすぐ近くになる。
あかん、無理。
友達に頼み込んで変わってもらう。

怒ってるやろなあ。
嫌われた思うてるやろか。

そんなんゆうたかて、近づいたら息が出来ん。

一回だけ、Yさんの真後ろで、変わってくれる奴がいなかった。
息も絶えだえ。

もちろん話しかけるなんて全然無理なんだけど、
一回だけ勇気を振り絞って。
フワッと伸びた髪の毛の一本をそうっとつかんで、ピッ。

振り返らんといてくれっ

生徒手帳の中に入れて何度も眺める。

キリをつけるために
ここまで来たらもうあかん。
何ともならん。
成績もどんどん落ちていく。

自分で気持ちの整理をつけるために何かをしよう。

仲介の友達に誕生日を聞いた。
12月1日
半年後。

小説書こう。
小さなノート買ってきて、ちょうど1冊分の小説。

これさえ仕上げられれば、と、半年間、毎日書いた。

12月1日
Yさんに「これ読んで」とだけ言って、小さなノートを渡した。

良かった。
これで終わった。
息もできるようになるかもしれん。

一週間後、勇気を振り絞って、電話をした。

今度の日曜、会いたいんやけど。

その日は用事があるねん。

ほんなら、いつでもいいわ。
会いたいんやけど。

部活が忙しいねん
会われへん

……

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