恋愛の思い出(中3から大学編)

中学2年の時の恋愛の話はしましたが、何とか立ち直り、中学3年にクラス換え

女性の友達
中2の時も実はそうだったんですが、中学の時は友達は女性の方が多かった。
おそらく姉と妹がいる3人兄弟の真ん中というのもあるんだろう。
何だか女性の方が話しやすかったりする。
その中でも中2の時は「親友」と言える女性もいた。
この話は長くなるので、また改めるとして、中3でも女性の友達が出来た。
ワイワイ楽しく話せる仲間。

そんな中でも中3も後半になったころ、一人にちょっと違った感覚になってきた。
小柄で丸顔のOさん。

クラスで一番可愛い子
意識し始めたころに、あろうことか、クラスで一番可愛い子から告白された。

ええっ、そりゃまたなんで。
普通やったら断るんでしょうけど、男っちゅうのはどうしようもありませんな。
もったいないです。
そんなん、今後もないでしょうから。

一応、正直に言って、それでも良ければ。
ほんの数回のデート。
姫路城に行ったりもした。
でも、全然だめ。
可愛いとは思うけど、楽しいとは思えない。
こんな可愛い子は、全然俺じゃなくてもいいに決まっとるので、ご免なさいって言っちゃいました。
すぐに次の彼氏ができたのでよかったよかった。

卒業
そういうことがあって、逆に意識するようになったのに、無情にも卒業。
そこで何か言えんかったかなあ、と今となっては思うけど。
言えたのは

文通せえへん?

ええよ。

それだけ。

行った高校は距離的にも離れていて、全く出会えない。
文通だけ。

文通の内容
一番恐れているのは彼氏ができること。
手紙の内容で探る。

でも、出てくる話は学校の先生の話ばっかり。
○○先生が格好いい。
今日はその先生がこんなこと言った。
クラスメイトやったらアウトやけど先生やったらよしとしよう。

気持ちを
一回だけ絶対分からんように、気持ちを告げた。
吉田兼好の徒然草の中の短歌。

短歌を送ります。

ふたつもじ
うしのつのもじ
すぐなもじ
まがりもじとぞ
君はおもゆる

子供に習字を教えるときの文字の教え方からきている。
ふたつもじとは、上下に二つの線を書く文字で「こ」のこと
うしのつのもじは、牛の角のような格好をしている文字で「い」
すぐなもじとは、まっすぐな文字なので「し」。習字なのでね。
まがりもじとは、曲がった文字なので「く」。

あなたのことをこいしく思います、という暗号。
これはさすがに分からんでしょう。

案の定何の反応もなし。
やった。うまいこといった。

ずっとそのまま
文通だけで、一度も会えることもなく、高校の3年間が過ぎ去った。
手元にあるのは一枚の写真だけ。

大学は東京の大学。
ますます離ればなれ。

でもひとつのプランがあった。
高校の時は何だかんだ言っても隣の駅に住んでいる。

大学になるとこっちは東京。
休みに実家に帰ったとき、久しぶりなんで会わない?って言える。

いいよ。

大学一年生の夏。

会えた
3年ぶり。
決めていた。

告白。

ずっとずっと好きやった。

ごめん。
ほんまにごめん。

私、○○先生のこと、真剣やから

頭、ぶち抜かれた。

俺って何て奴なんだろう。
中2の時、異性でありながら親友がいた。
異性でも親友は成り立つ論を信じている数少ない一人。
なのに。

Oさんは一番大切なことを俺に話してくれていたんだ。
ずっとそうだったんだ。
何でこんな簡単なことが分からなかったんだろう。

中3の時、間違いなく、一番何でも話せる友達だった。
それは、自信を持って言える。
Oさんは、そのままずっと変わっていなかったんだ。

文通は続けられない。
俺は、こんなに好きなOさんから、Oさんが大切にしている「友達」を一人奪い去ってしまった。
失恋のショックを通り越して、その事がただただ悲しかった。

帰り
この日の帰り、一生悔やんでも悔やみきれないことがおきる
何でそんなことに、と思い出す度に思う。

神戸で会ったのか定かではないが、電車で一緒に帰ってきた。
文通もできないし、もう会うこともない。
本当のお別れ。

本来なら、一言一言を胸に刻んでおこうというところ。

ところが

便意をもよおした。
大きい方。

でも、ちょっとトイレ行ってくる、が言えなかった。
なぜか言えなかった。

うんこしたい。

ひたすら我慢。

はよ、駅につけー

本来なら、駅に着いてくれるなというところ

思い出だのなんだのを通り越して
あかん、がんばれ。

事なきを得たものの。
何度もあの日の事を思い出すのに、思い出すのは、うんこしたかった事ばかり。
青春の1ページ、返せーっ。

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