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毎週たくさんの週刊誌が発行されている。
その中でも、出版社系の週刊誌の第1号になったのが「週刊新潮」。
1956(昭和31)年2月6日に創刊された。
当時は「週刊朝日」などの新聞社系の週刊誌が主流で、
強力な通信網や印刷設備、販売網などを持たない出版社が週刊誌を発行するのは、
無理だと思われていたのだ。
そんなときに創刊された「週刊新潮」の創刊号は、B5判。
本文4ページ、グラビア 1ページで定価は30円だった。
新聞社系週刊誌にくらべると、やはり文芸雑誌のカラーが強い内容だった。
表紙
さて、「週刊新潮」といえば表紙のほのぼのとした絵がおなじみ
あの絵は画家の谷内六郎氏の作品。
当時、谷内氏は体調がよくないこともあって、
新潮社の依頼に対して「自信がない」と答えていた。
しかし、「2、3回でもいいので」という返事を聞いて、
表紙を書くことを決意した。
それがこの後、27年間も続くことになるのである
そして、大好きだったのが
「週刊新潮は明日発売です」
ないしは
「週刊新潮はただいま発売中です」
の子供の声のコマーシャル
好きだったなあ