天神さまのたたりじゃあ

天神さまは元々神様じゃなく人間です。
菅原道真(すがわらのみちざね)です

なんで人間なのに神様なのか
恐ろしいたたりが関わっているのです。

通りゃんせ
通りゃんせ通りゃんせ、ここはどこの細道じゃ
天神様の細道じゃ


行きは良い良い帰りは恐い
恐いながらも、通りゃんせ通りゃんせ

帰りはもう帰ってこれないと恐ろしい童謡ですね
最初、音楽つきの信号機で、通りゃんせがかかっていたのに
戻って来れないのは交通安全としては問題ありとされましたよね

なんで天神さまはそんなに恐い神様なのか

失意のうちに
菅原道真は、政争に敗れ太宰府に左遷される
そのまま、失意のうちになくなってしまう
さぞや無念だったろうと語り継がれる
そこに、疫病だったり、天変地異が相次ぐことに。
政争の相手、藤原時平を始めとして
その一味にも、おかしな死に方をする人が相次いだ

これは菅原道真のたたりに違いない
ちゃんとお祀りしなければおさまらないだろう

末法思想
そこに末法思想が時期的に重なってくる
お釈迦様が無くなってから、だんだん世の中が乱れていき、
ちょうど2000年経つと、末法という時代に突入する
現世では恐ろしい事ばかりが起きるので、
ひたすらお経を唱えて極楽浄土で救われましょう
西暦が1052年なので、近づいて来ましたよ
って、ちょっと前に有った2000年問題とか
ノストラダムスの大予言とか

学問の神様
それでも、たたりだというだけではここまで増えなかったのかも
いろんな数え方があるみたいだけど、天神さんは、日本で3番目に多い
菅原道真が頭が良かったということから、学問の神様に位置付けられたことでしょうね
一番いつ神様に拝みに行くかというと
受験のときで「御守り」が必要ですもんね

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