仏様あれこれを、ざっとおさらい

今日は、いろんな仏様をざっとまとめてみたいと思います。

仏様のおおくくり
仏様は、大きく4つに分かれます
如来(にょらい)
菩薩(ぼさつ)
明王(みょうおう)
天(てん)

如来
如来は一番位が高い
もうすでに悟りを開いちゃってる
釈迦如来(しゃかにょらい)が典型
要するにお釈迦様ですね。
仏教を始めた、ゴーダマシッダールダ

でももっとすごいのが大日如来(だいにちにょらい)
宇宙そのものです。
釈迦如来は大日如来の生まれ変わり

西の彼岸担当が阿弥陀如来(あみだにょらい)
彼岸って向こう岸なので要するにあの世
現世で何があろうとも、阿弥陀如来さえ信じてれば絶対に救ってくれる
その呪文が「南無阿弥陀仏」(なむあみだぶつ)
南無とは私は阿弥陀仏に帰依します(信じてよりどころにします)
「なんまんだ」「なんまいだ」でもOK

東の此岸担当が薬師如来(やくしにょらい)
要するにこの世。
死んでからより、現世利益の方がいいわって人はこっちを拝む

如来さまは大体この4人分かってれば良い感じ

菩薩
菩薩様は、悟りまでは開いてないんだけど、悟りを開こうと努力していてその途中の仏様
でも、菩薩様でも十分に人を救っていただけます。

一番すごいのが弥勒菩薩(みろくぼさつ)
まだいないので菩薩なだけで、実質、釈迦如来と一緒
お釈迦様が死んでから、56億7000万年後に現れ、釈迦同様に悟りを開いて人々を救う事が約束されている。
七福神の布袋和尚は、この弥勒菩薩の化身だと言われていましたね。
ちょっと言い過ぎだろうと思いますが

そこまで待ってられませんので、他の菩薩様になんとかお願いしようということになります。

観音菩薩(かんのんぼさつ)
観音様ですね
この観音様だけでも千手観音とか色々ありますので、観音様については、また改めます

普賢菩薩(ふげんぼさつ)
女人成仏を説く法華経に登場し女性に篤く信仰されてきた

文殊菩薩(もんじゅぼさつ)
知恵を司ります

地蔵菩薩(じぞうぼさつ)
お地蔵さんも菩薩さまだったんですね
子供を救うとされ、道端にたたずみ最も庶民の身近にあります

明王
みんな恐い顔をしています。
仏様の中では熱血担当
悪い奴等をやっつけるという位置付け
不動明王(ふどうみょうおう)が有名です
もうひとつ何故恐い顔かの説があるんだけど
仏教に帰依しない人々を力づくで帰依させようというというもの
アメとムチのムチ担当という事でしょうか

如来と菩薩の関係のような関係が、明王と次の天についても言えます
仏教はインドに元々あった神様も取り入れるんです。
この辺、仏教は柔軟ですよね
そっちにも位があって、ヒンズー教の最高神はシバ神を含む3神
位の高い方を明王として、それほど高くない方を天として取り入れます。

不動明王はシバ神にあたります。


天ないしは天部と言います
仏教では一番位が低く、その他大勢みたいな感じです。
仏様をお守りするための存在
○○天といっているのがその方たち
明王同様、他の神話や宗教から取り入れていきます。
七福神の大黒天、毘沙門天、弁財天なんかはヒンズー教の神様でしたね。

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