前回お話しした平将門
[東京ミステリー]平将門の思い
時代的には平安時代になります
本人はあっさりと討たれてしまいましたが
その魂は、関東の武士たちに受け継がれます
坂東(ばんどう)の武士団
次なる「担げる人」を虎視眈々と待ち
そこに源頼朝が登場する
はい、待ってました
坂東武士が大活躍で、関東に政権が樹立
公家の世の中から武士の世の中に大きく変わる
もっとも、源氏の世は、たった三代で終わり
その後は北条がつかさどる
上が変わっても支え続けたのが坂東武士団
「武蔵七党」という言い方もします
横山党、猪俣党、野与党、村山党、西党(西野党)、児玉党、丹党(丹治党)
苗字として残っています
その中で、特に強い氏族、豊島氏、足立氏、葛西氏
治承・寿永の乱(源平合戦)で大活躍し
全国に名をとどろかせます
こちらは、地名として残っています
そして、秩父から豊島郡にやって来た氏族が
「江戸氏」を名乗ります
江戸時代へと繋がっていく訳です