[首相]43-2 大平正芳。衝撃の大見出し
の続きです
角三福大鈴中(かくさんぷくだいれいちゅう)の「鈴」になります
鈴木善幸

激烈な自民党内での派閥争いが行われ
分裂の危機の中で総選挙
なんとその最中に大平正芳が死んでしまうという衝撃の結果
それまで、自民党は単独過半数割れをしていたが、
同情票が多く集まり、圧勝
久々の安定多数を確保した
派閥争いの相手、福田赳夫としては、自分がいじめたから大平が死んじゃった的なイメージを
払拭する必要があります
大平正芳路線をそのまま引き継げる人が良いのでは?
大平派の宏池会は、ずっと大番頭的に鈴木善幸が支えてきて、死去後鈴木が引き継いだ
大臣歴任のあと、9期にも渡って、自民党の総務会長を務め
ずっと党内の調整役
性格は極めて温厚で、ホトケの善行と呼ばれていた
みなさんどうでしょう、次は鈴木善幸さんでひとつ
パチパチパチ
総裁戦は無投票で鈴木に決まり
それまでは派閥の長が総裁戦を勝ち抜いてきたのに、戦後ではこんなことは始めて
鈴木善幸としては「和の政治」を理念とした
得意分野ですね
とはいえ、マスコミも国民もビックリ
誰それ
新聞の見出しは「ゼンコー WHO?」
行財政改革
大平正芳路線を継承するわけだけど
そのなかでも鈴木が一番力を入れたのは行財政改革
「増税なき財政改革」
赤字国債への依存体質を脱却する
現実に赤字国債は2兆円削減することができたが
大きな成果とまでは行かなかった
退陣
二年後
任期満了の11月に総裁戦
田中派と中曽根派の支持を得ていたので当選確実
ところが、総裁戦への不出馬を表明
理由は?
「党内の人心刷新」と本人は語ったが
結局のところ、最後まで理由は分からなかった
もともと総裁への意欲があった訳でもないし
意欲をもって取り組んだ行財政改革も、道筋だけつけられたのでよし
と本格的な取り組みは次の中曽根総理に引き継がれることになる