ヒトコトヌシノカミ(一言主神)

雄略天皇が大和の葛城山(かつらぎさん)へ登山した時の事です
自分とそっくりな格好をした一行に出会いました
こらこら、人間の分際でなんて格好をしているんだ
いえいえ、私どもは葛城山の神、ヒトコトヌシノカミにございます
あらまあ、失礼しました。神様でしたか
雄略天皇は失礼を詫び
弓矢や衣服を献上しました
いやいや、そんな
意気投合し、一緒に鹿狩を楽しみ
来目川まで帰りの道案内もした
言霊(ことだま)
古事記でヒトコトヌシノカミは
悪事も善事も一言で言い放つ神とされている
昔から日本には言霊(ことだま)信仰というのがある
言葉には魂が宿っているので
言葉にすると、それが現実になる
ヒトコトヌシノカミは言霊信仰を象徴する神なのだろう
大和政権と、大和の豪族葛城氏の関係もかいま見える
大和政権に迫るほどの勢力を持っていたのかも知れない
ヒトコトヌシノカミは
一言の願い事なら何でも叶えてくれる神様として
葛城一言主神社を総本社に、全国に広く祀られている
さらなる秘訣
「無言詣り」という方法もある。
当日は朝から誰とも一言も話をせずに参拝することで成就力が強くなる
うちのカミさんは100%無理です