人工知能、ワトソン君で医療が根本的に変わる

今日、ラジオを聞いていると、
とても興味深い話がありました。

人工知能のワトソン君が、白血病患者を救ったとの事。

的確な診断
白血病で入院していたYさん。
白血病の一般的な治療を受けていましたが
なかなか治りません。
治るどころか悪化の一途をたどります。

東京医科学研究所のコンピュータの中の人工知能ワトソン君に
Yさんの遺伝子情報を読ませてみました。

すると、たった10分で
Yさんは白血病は白血病でも
特殊な「二次性白血病」という病気だと診断。
処方箋も出してくれた。

医療チームは方針を変更し
病気は治り、すでに退院したという。
人工知能が人の命を救った国内初のケースだということです。

すごいぞ、ワトソン君。

ワトソン君とは
ワトソン君は自然言語、すなわち読み書きしている我々の言葉を読み込んで
解析することができる。
そして、その膨大な材料から
何らかの判断をすることができるという事だろう。

ワトソン君はIBMの人工知能ソフト。
今回の、東京医科学研究所のワトソン君は
医療に関わる論文が2000万件も読み込まれている。

人間のお医者さんが読める量とは全く桁が違う。
今回のお医者さんのレベルがたまたま低かったとかいうレベルではない。

今後
例えば、良く、セカンドオピニオンとか言うけど
こんな良いものがあるんだったら
もっと広く使わせてもらえないもんだろうか。

ラジオで言っていたのは、
何十件病院回るより、より効果が上がるだろうということ。

もちろん、病は気からって要素は実際に科学的に証明される部分なので
この先生なら信用できる、って感情はとても大事。

でも、情報は多い方が良いし
それも桁が違うのであれば
人間も素直に材料として耳を傾けるべきなんじゃないだろうか。

政府や健康保険組合とかが主導権をとって
より公的な取り組みとして
データを国家レベルで蓄積した方が良いんじゃないか。

セカンドオピニオンを受けられるんだという事を
通知しなければいけないんじゃなかったかと思うけど
一歩進めて
こういう種類のセカンドオピニオンもあるということを
通知することまで義務付け
どんな小さな町医者でも、
インターネット経由でアクセスできるようにすれば
全体の医療レベルがぐんとあがる気がする

さらに、その結果をどう活用するかは
人間が考えれば良い話ですから。
コンピュータが人間の医者にとって変わる訳ではない。

それ以外のワトソン君
今回、このコラムを書くために
ワトソン君の事を追加で調べてみると

今回、たまたま医療に活用したというだけで
すでに色んな分野で活用しているようですね。

私たちの身近な例で言うと
クイズ番組で人間に人間に勝ったり

料理のレシピを考えて出てきたメニュー
作ってみたら

見た目はどうかと思うけど、なかなか美味しい。
だったり、まずくはないけど美味しくもないね。
だったり。
何だか愛着がわきそう。

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