藤原興風、誰をかも~

誰をかも 知る人にせむ 高砂の
松も昔の 友ならなくに

年老いた私は、誰を長年の友人としようか
私と同じく年をとった高砂の松の老木さえ
昔からの親友ではないというのに

藤原興風
藤原興風(ふじわらのおきかぜ)官位としては生涯低いままだったが
歌人としては高く評価された
あの、紀貫之や凡河内躬恒(おおうこうちのみつね)といった
スーパースターと
歌合わせ(歌を読み合って勝敗を決める大会)で堂々と渡り合っている
琴の名手でもあったらしい

高砂の松
私の実家は、兵庫県の加古川市というところです。
その隣が高砂(たかさご)市なので
ほぼ故郷の歌
やっぱり、特別の感情が出ちゃいますね

高砂神社というのがあって
その境内に、黒松と赤松がひとつの根から生えている
相生の松が有名
長寿で有名なんだけど
今の松は五代目らしい

高砂の松は、長寿やおめでたいことの象徴
能の題材にもなっている

鑑賞
この歌、とても切実ですね

自分は、長生きできたんだけど
親しい友達は、ひとり、またひとりとこの世を去っていく
気がつけば自分ひとり取り残されてしまった。

ああ、知る人(親しい友達)が欲しいなあ
誰になってもらえるだろう
長寿の高砂の松よ
君ならいつまでも、友達になってくれるかい?
やっぱり無理か
松だもんね

年とってからの友人
ひとりひとり先だってということでなくても
年とってからの友人って切実ですよね

特に我々男性は
仕事仲間はいても
会社を離れちゃうと一気に
友達?
どないしょ、おらん
ってことになる

つくづく、ウォーキング同好会やってて良かったなあ

楽しいよ、みんなと会えるの

ウォーキングとはゆうとりますが
正直なところ
ウォーキング自体の楽しさや、健康に良いとかいった類いのことは三番目かな
二番目が、色んな場所を見て回れるという面白さ
東京はすごいよ
こんなに見処が多いなんて思っても見なかった
いっつも興奮してます。

圧倒的な一番目が
みんなに会えることです。
気のおけない仲間もそうだけど
毎回毎回新しい人と出会えるのも何とも楽しい

ウォーキングの友達が言ってた
まず、動物に行くんだって。ペットとかよね
分かるわかる
次に植物。町中の草木や盆栽とか園芸とか
次に石に行って
それでもって死んじゃう

良いですよね
動物も植物も石も
とても良いです

でもね
やっぱり、人間が一番

興風さん
高砂の松だけじゃなくて
ウォーキングやってもらったら
人間の友達できまっせ

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