[昭和歌謡]6 夜明けの歌

昭和ヒット曲全147曲の真実シリーズです。

夜明けの歌
岸洋子
作詞 岩谷時子、作曲 いずみたく
1964年

♪夜明けの歌よ あたしの心の きのうの悲しみ流しておくれ

独特な雰囲気を持っている、良い歌でした。
歌謡曲でありながら、歌劇を聞いているような
歌い上げる、っていう表現がピッタリでした

もともとは、日本テレビで放映された坂本九主演のテレビドラマ「ぼうや」の主題歌。
坂本九との競作だったが、岸の歌の方が大ヒット
坂本九の方は、あたしの、のところが、僕

中学校卒業後、すぐに社会に出て働く少年たちを勇気づける歌として発売。
当時、そういった少年少女は金の卵といってもてはやされた。
「金の卵」という言葉は流行語になる

♪夜明けの歌よ あたしの心に 思い出させるふるさとの空

ただ、僕があたしになったため
次第にラブソングとしてとらえられるようになる。

シャンソン歌手として活躍していた岸洋子の歌唱力が広く人々の心を打つ

越地吹雪が「魅せられる歌手」
岸洋子は「聴かせる歌手」
なるほど。
越地吹雪ね

♪あなたの燃える手で 私を抱きしめて

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