ピンクのココシャネル。変態じじいかっ

近くのスーパーの中にクリーニング店があります。
いつものようにクリーニングを出しに。

スーパーって、レジの近くに雑誌とか置いてあるところがあって
ちょこっと本とかも置いてある。
これがなかなか侮れなくて、
あれ、面白いじゃないこれ、ってのがある。
結構何回か、買っています。

チェックチェック。
「ココシャネル力(りょく)」という、
どピンクの表紙でキティちゃんのイラストの文庫本。

今日は、こんなのしかないのか。
一応、パラパラパラッ。
ココシャネルの名言集的な感じ。
キティちゃんのイラストがちりばめられ
可愛く仕上げてある。

まあ、こういう本もあるよね。
名言集って、役に立ったことないよなあ

あれ?
この表現、面白いじゃない。

普通の名言集と、言葉の言い回しがちょっと違う。

・後悔なんて退屈だわ
・家もなく、愛もなく、父母もいない。でも私は生きている。他に何を望むの?
・思ったままを言う。それで始まり、それで終わるわ。
・私の資本は私よ。
・何歳だっていいじゃない。あなたには関係ないわ。

ただもんやないで、このネエちゃん。

ちなみに関西人の内で半数を占めるかもしれない「下品な関西人」の場合
仕事をしている女性は全部「ネエちゃん」です。

キャビンアテンダントの場合は「スッチャデスのネエちゃん」
おぞましいですね。
絶対に近づいてきてくれませんね。

お洒落
私とは全く無関係な世界。
お洒落なんて、とんでもなくむずがゆいし
ブランドにこだわるような女性には近づかないようにしてきた。

ココシャネル?
確かCがふたつ。
辛うじてここまで分かる。
エルメスになると訳が分からん。
他は知らん。

見事なまでにお洒落に興味がない。
かっこ悪いことで目立とうという、標準的関西人。

不思議なもんですね。
余りにも逆の世界だと、興味が湧いてくる。

ブランド
ピンク
可愛いキティちゃんのイラスト
名言集

買わない理由がいくつも重なっておそいかかる。

どうやって、レジを通過するよ
他に買うものがない。

ここで、変な挑戦意欲がメラメラと
やってやろうじゃないの。

買っちゃった
娘に言ったら、大体反応は予想できます

気持ち悪い、こっち来ないで。

カミさんに見つからないよう、そっと鞄にしまいました。

カミさんにバレたら、おそらく考えるものがあるでしょう。
そして、覚悟する。

いよいよ来たか。

通勤電車
通勤電車が楽しみです。
若い女性が座っている前に、私がつり革を持って立ち、この本を読む。
おそらく、二度見をするでしょう。
その後、目を合わさないように、静かに目を閉じ
自分の記憶を消し去るように努力する。

私は何も見なかった。

ご紹介
せっかくですから、ひとつご紹介しましょう

■欠点を隠しちゃだめ
かえって目立つわ

女たちはいつも思い違いをしているわ
自分の欠点を魅力として扱うかわりに、隠してしまう。
隠すのではなく、もっと遊び心を持って工夫することを覚えなくっちゃ
もしそれができたら、全てを手に入れられる。
もっと頭を使うことね。

よく女たちがこぼすの
足が太いのが悩みだって。
だから私は言うのよ。
その足があなたを支えているんでしょう。
あなたが足を支えているのではないわ。
それは大切なことよ。
美しい足をしているからって幸せになれるとは限らない。

イキイキしてれば醜いことなんてないのよ
自分で考えたり実験したりして、工夫すれば出来ること
なぜやってみないの?

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