昭和ヒット曲全147曲の真実シリーズです。
星のフラメンコ
西郷輝彦
作詞 作曲 浜口庫之助
(1966年)
強烈なトランペットの音色に続いてフラメンコギターをかきらすイントロ。
オ レ!
♪好きなんだけど 離れているのさ
遠くで星を見るように
西郷輝彦が19歳のときに歌った曲
30万枚を超える大ヒットになった。
言わずと知れた御三家ですね
橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦
高校を中退し家出をして大阪の新人発掘コンテストに出場するも落選。
バンドボーイなどして転々とするうち、
クラウンレコードにスカウトされた
「君だけを」(昭和39年レコード大賞新人賞)でデビュー
続いて「17才のこの胸に」などもヒット
とはいえ、晴れてすでに超売れっ子だった橋幸夫、舟木一夫と
肩を並べるほどになったのは、星のフラメンコの大ヒット
この曲を渡されたとき、これは絶対れると思ったらしい。
分かるねえ
その後、俳優としても大活躍
<どてらい男>を始めとして続々と
あの彫りの深い顔は、時代劇向きですね。
歌は、星のフラメンコの印象が強烈すぎて
他は頭に浮かばないけど
俳優としての露出度が高いので
結局、御三家の中では、後々ずっと馴染みがあるのは
西郷輝彦の気がする。