ツッコミ術。さらなる高みを目指して

ツッコミ術シリーズです。

素人がおかしがちな間違い
あれ
ダメなの?

ここぞとツッコんだのになんか変な空気

原因があります。
大体以下の原因
・声がおかしい
・タイミングがおかしい
・セリフがおかしい
・テンションがおかしい
・ツッコミの種類がおかしい


これありますね。
突っ込む際の声が小さすぎるのです
もちろん 普段の生活の中で漫才師のように
なんでもかんでも大声で突っ込む必要はありません

でもツッコミは違和感を指摘しなければなりません
普段の声のトーンのまま突っ込めば
声に起伏がなくて指摘したかどうかわかりにくいのです

声が小さいのは突っ込むことに遠慮しているケースがほとんどです

突っ込むのは失礼ではないかと躊躇してしまい
特に目上の人へのツッコミで声が小さくなる人が多い。

でも、相手が意図的にボケてきたときは、
突っ込まない方が失礼なのです。
それが目上の人であればなおさら

はい。拾いましたよ。
それを分かってもらうために
普段より大きめの声で元気よく

普段と同じ声で返されると
ボケた方も
あれ、
俺の高度なボケが理解できてのツッコミなのかな
単にそう指摘したかったのかな
と躊躇してしまいます。

ツッコミのクオリティはその次の話です。

タイミング
これも多い例です

上司「しかし暑いな、今日は真夏日だな」
あなた「ですね」
上司「暑すぎるから、今日のランチは、おでんでも行くか」
あなた「・・・」
上司「・・・」
あなた「・・・いやいや、なんでおでんなんですか!」

恥ずかしいっ
ボケた方のなんと恥ずかしいことか
こういう、明らかなボケで拾ってくれないのは
ほったらかし事件として、後々まで禍根を残すことでしょう
特にこういうクオリティが高くないボケの場合
ほったらかしにすると本人が反省してしまい
引きこもりになります。
即座にツッコんであげるのが愛情というものです。

「いやいや」も要りません
トンときたらトンです。

なんでおでんなんですか。
こんな暑いのにおでんなんか食べたくないですよ
という、オーソドックスな指摘ツッコミで大丈夫です。

そっか、やっぱり暑いか
と返してきたら

汗かきすぎて、私もはんぺんみたいにビショビショになりますよ

うまいこというね
上司はご満悦です。

不意を突かれて
困るのがこんなケース

取引先「今日はゴルフ付き合ってくれてありがとうな」
あなた「いえいえ、私の方こそ楽しませていただきました。またよろしくお願いします」
取引先「そうだな。またお願いしたいな。連絡取れるようにしといてくれよ。なかなか携帯が繋がらないんだよ。ホントにお前だけは、電話にでんわ」
あなた「・・・」

出たっ
広辞苑でいうところのおやじギャグ

即座に「ナイスショッ」を言えてれば良かったんでしょうけど
この不意打ちはね

親しい人なら
ぼろのちょんにツッコミを入れるべきで
相手もそれを期待している筈

ところが相手は取引先
ぼろのちょんタイプで入れられないしなあ

色々考えてタイミングを逸しても仕方ありません
責任はボケた側にありますが
そんなこと言っても無理です。

取引先は神様
そうなると、こちらは仏様になって
慈悲の心で、千手観音のように拾いまくるしかありません

タイミングを逸したのを、どう回復するか

さすがは村瀬さん
とてもいい対処方法を教えてくれています。

「・・・」
「・・・じわじわ来ますね、これ」

やったー
すごいですね
この手があったのか
これ、万能じゃないですか
これひとつ覚えておけば、どんな時にだって使えます。

もちろん、じわじわなんて来ませんが
仏、仏、慈悲の心。

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