新しく始めた大奥シリーズ
1代将軍、家康時代の築山殿
2代将軍、秀忠時代のお江
と来ました
3代将軍、家光となると、超大物、乳母の春日局(かすがのつぼね)ですね
現代でも、お局様という言葉が残っているくらいです。
大原麗子、綺麗でした。
春日局が大奥という仕組みを作りました。
春日局本人に入る前に、そもそも大奥ってどういうところなのか
興味は尽きません。
基礎知識編と参りましょう。
岸田今日子風に「大奥では~」
はじまりはじまり。
大奥
大奥内の事は極秘です。
絶対に外に漏らしてはいけません。
退職したものも同様で、最初に誓約書を入れ
例え親に対してでも内情しゃべるべからずということになっています。
そうなると、あることないこと、色んな話が行き交うことになるんですね。
Q.退職ってどういう時になるの?
A.基本的に30歳くらいになると、もう退職です。
まだ若いのにね。
でも、江戸時代の感覚ではそうでもないようです。
退職しても、江戸城の大奥にいたとなると超エリートなので、そのあとの人生は
お師匠さん的な事で引く手あまただったようです。
ただ、将軍のお手付きになったものは、一生外には出られません。
子供を産んだかどうかに限らずです。
また、将軍が崩御した場合、お付きの者たちは、原則全員解雇なんですが
さすがに総入れ替えだと、色んな事を知っている人がいなくなるので
仕事の出来る人は結構残ったようです。
Q.大奥って将軍以外は本当に入れないの
A.御広敷という場所が大奥の中にあって、そこには、男性がいます。
その例外ですが、将軍だけではありません。
御三家、御三卿も、将軍の息子で、他家に養子に行ったもの
9歳以下の子供
御広敷関係の人、医師、小普請頭、台所頭もOK
思ったよりは、ゆるめかも知れません。
一番厳格なのが、長局(ながのつぼね)という場所
奥女中たちが寝る場所です。
小さな部屋が、ずらずらずらっと並んでいます。
ここに唯一入ることが許されているのは、奥女中が重病だったときの、医師のみです。
それも、必ず監視役が付きます。
一旦これくらいで、続きは、次の機会にいたしましょう
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