[街角商品]パイロンは仕事に生きる

街角図鑑からのシリーズ

初回はパイロンから

パイロン
パイロンって名前だったんですね
三角コーンとかカラーコーンだと思ってた。

なぜカラーコーンだとみんな思っているかというと
一番安くて、ホームセンターとかでも売っていて
圧倒的なシェアのセフテック社の商品名がカラーコーンだから

パイロンあれこれ
パイロンのあれこれです。(引用、「街角図鑑」)


関連部品を覚えよう

上のタイガースカラーの棒はコーンバー
足元の黒いのはコーンウェイト
貼り付いてキラキラ光るのは反射フィルムとか反射材とか。

彼らのお陰で、パイロンは色んなお仕事が出来る訳ですね。

お仕事
パイロンは仕事に生きるタイプ
パイロンが、夜な夜な飲み歩いているのはあんまり見たことがありません。

365日、24時間家の中にも入れてもらえず、ひたすら仕事

良いんだ
僕は、仕事をしている時が一番自分らしくいられるのさ

パイロンの特長は街角商品の中でも、最も消費者寄り。
他の、街角商品は、公共機関だったり、デベロッパーだったりの
いわゆる「関係者」が扱うが
パイロンは、そこいらの商店街のおばちゃんが
ホームセンターで買ってきて好きなように使える。

一般的な商品は、消費者に手にとってもらうため
多種多様なデザインとカラーでアピールするが

僕、そんなんじゃないから。

三角なのに丸でかつ四角だというデザイン界の奇跡。
行き着いた!って感じのこのデザインを
パイロン全商品が守っているのです。

仕事内容が「寄せ付けない事」が多いので
警戒色の赤が9割を占める
でも、黄色や緑もそれなりに可愛かったりする
街で見かけたら、なでなでしてあげよう。

仕事内容
工夫次第で千差万別。

多いのが、先程言った
◆「寄せ付けない事」
パイロン一個でも、「ここ来るなよ」オーラを出せますが
コーンバーと組み合わせると、
ゾーン全体を「関係者以外立入禁止」
ここがポイントで、絶対に入れない場所を作りたい訳じゃなく
入っても良いけど、入るならそれなりの覚悟を持って入ってね。

◆「分ける」
行列で並ぶんなら、ここに並んでね
みたいな

あくまでも、「移動式柵」なので
今だけなのね、次来た時は違うんでしょうね
って感じを常にかもし出します。

◆「知らせる」
文字を貼って、知らせる。
この役割を担ったパイロンは誇らしげです。

これって、僕にしか出来ない仕事だから。

ご苦労さん
カラーコーンの場合は、安いだけあって、やぐい。
失礼しました。カミさんの田舎の言葉でした。
一般的にいうと、壊れやすい。

パイロンを楽しむためには、
ご苦労さん、と声をかけてあげる
というのが重要でしょう。

これなんて、泣けますね。
一旦もう無理!状態に陥りつつも
友達の力を借りて、見事復活

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