脳の分類

脳の3分類
・脳は進化の過程で内から外にかけて3つの層に分かれている。
・それぞれ、分かりやすく「生命脳」「動物脳」「人間脳」と呼ばれている

生命脳
・進化の過程で一番古くからある原始的な脳。
・頭蓋骨の下には頸椎(けいつい)、背骨の首の部分。があり、上から第一頸椎、第二頸椎と第四頸椎まである。
・その第一頸椎と第二頸椎の間にすっぽりはまり込んで、親指と形も大きさも似ているのが脳幹。
・この脳幹が心臓の拍動、血液循環、呼吸、体温、ホルモン分泌、生殖など、生命活動に必要なすべての機能をつかさどっているので、「生命脳」と呼ばれる。
・その生命活動、体を異常なくそのままにとどめておくことをホメオスタシスという。詳しくはこちら

動物脳
・脳幹の上の層にあるのが、哺乳類の進化の過程で生まれた大脳辺縁系。
・食欲や性欲など本能的な欲求、快不快などの情動をつかさどっている。
・本能的な部分なので「動物脳」と呼ばれている

人間脳
・一番外側が、高等哺乳類になって進化した大脳新皮質
・ものを考える、言葉を使う等、高度な精神活動をつかさどるので、「人間脳」とよばれている

大脳と小脳
・大脳新皮質と大脳辺縁系を合わせて大脳という
・大脳の後ろ下方に小脳があり、ここでは平衡感覚や姿勢の制御、筋肉活動など、運動全般の調整を行っている。

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