ウォーキングその次へ(呼吸法)

ウォーキングその次へ
・今まで、ウォーキングの動きの部分を説明してきました。
・ここまでは、本に書いてあることです。
・「運動」という範疇の話です。
・「健康」を考えるとなるとそれでは不十分。
・健康になるための基本的な考え方を元にしつつ、色々試していったオリジナリティのある方法を紹介していきます。
・実感としても、呼吸法をやる前と後では、ウォーキングのステージが上がった感じがします。

ウォーキングの呼吸法
・それまで、あまり気にしていなかったウォーキング中の呼吸法ですが、ヨガの本で、ウォーキング中の呼吸法について触れているものがありました。
1.吐く方が吸うより長い。(歩き始めは吐く方が先)
2.リズムは奇数
3.胸式腹式両方を使った全部呼吸
4.鼻呼吸
・他にもいくつか調べて、この4つの原則が浮かび上がってきました。
改めて、4つについて一つずつ解説していき、私オリジナルの呼吸法、9対3の呼吸法につなげていきます。

9対3の呼吸法
・まずは吐きます。
・3歩でワンセット。右足から始めると右左右でワンセット。
・次、左右左でワンセット。
・次、右左右でワンセット。
・ここまでの3セット分で吐きます。
・次のワンセットで吸います。
・だから、9対3

ここは、中心的ノウハウなので別にさらに詳しく解説します

ウォーキング、上半身と下半身の連動(実体験に基づいて)

上半身と下半身の連動
・90度腕ふりは、理想的な下半身の動きを実現する、最も簡単な方法であるとお話ししました
・でも、なぜそうなのかに触れてきませんでした。

・実は分からないからです。
・少なくとも、私はその理由を記述した文章に出会ったことがありません。
・それどころか、腕振りのやり方は書いてあっても、「腕ふりで下半身がうまく動けるようになる」ということ自体、書いてありません。
・もし見たことがあれば、ここに書いてあるよと教えていただければ大変助かります。

なぜ自信があるのか
・理屈ではなく、実体験です。
・何度やっても、明らかに下半身がうまく動くのです。
・ただ、理由が無いのも気持ち悪いので、私なりに想像で、こうじゃないかと、理由付けしてみました・
・そういうわけですから、このあとの記述には、文句をつけないで下さい。

・上半身のダメージの話についてもそうですが、本とかには絶対書いてないのです。
・いきなり、理想的な歩き方は書いてありますし、ウォーキング講習会とかでも教えてもらえます。
・ただ、それが知りたいだけであれば、私のコラムには存在価値がない。
・そこに行く過程で、うまくいかなかったことや、わけ分かりませんけど、実際やってみるとこうなんですという話は、私にしかできない。
・そういう話を重視していきたいと思っています。

上半身と下半身の連動
・足の付け根は背骨のみぞおちのあたりです。
・腕の付け根は背骨の首の下あたりです。
・同じ背骨で結構近い場所。

・連動すると考えても、おかしくはない。
・ましてや、背骨はバネのような構造
・「共鳴」「シンコペーション」が働くのでしょう。
・音叉から音がなるように、鉛筆の端を持って緩やかに振るとくねくねになるように。

・ただ、なぜ右腕を引いたときに左足が出るのか。同じ側にはなぜ連動しないのか。
・その辺りが分かったような分からないような。
・まあいっか。日本アバウト党だし。
・という、強引な結論でお許しください。

きれいな連動
・ドミソの和音がきれいに聞こえるのは周波数が最大公約数を持っていて、きれいに振動し、共鳴するから。

・上半身の弊害を防ぐため、腕ふりをしないことを選択しています。
・ただ、もし、きれいに共鳴することができて、無駄な振動を体に与えないことができるなら。
・90度腕ふりでも問題ない。

歩き革命
・もっと言うと、歩きながら体に正しい振動を与えて、体をほぐすという、高岡英夫先生の「歩き革命」の理論。
・普通は歩くこと=疲れる、ダメージをどう少なくするか、という消極的対処。
・しかし、歩くこと自体でその振動を利用し、体をほぐして疲れをとる。
・そんなことが可能なら、歩けば歩くほど疲れがとれていくことになるのです。
・まさしく「歩き革命」

・ただ、正直、一旦は断念しています。
・難しい。
・よくわからん。
・ただ、諦めてはいません。
・いつかこのからだで、歩き革命の極意を身に付けるその日まで。

肩は浮いている。なめらかに動かそう

ウォーキングのノウハウ(腕)
脚の運び方は実に簡単でしたね。
それに比べると、上半身は結構めんどくさい。
90度腕振りだ、いやそれはダメージがある…
この辺りを理解するために、前提となる基礎知識をお話しします。
また、理屈の話で恐縮ですが、しばしご勘弁

腕の付け根
「腕の付け根はどこでしょう」
でたっ、この質問。その手は桑名のやきはまぐりですね。
まさかここへきて、肩を指差す人はいないでしょう。
ではどこなのでしょう

肩の仕組み
下半身の話から想像して、肩も支点ごと移動できるの?
はいそのとおりです。
脚は、背骨→骨盤→股関節→大腿骨でしたね。
肩の場合はもっと精巧です。
背骨→鎖骨(さこつ)肩甲骨(けんこうこつ)→肩関節→腕の骨です。

一個多いのです・
腕は脚よりももっと柔軟にぐるんぐるん360度に近いところまで回ります。
2段階で繋がることによって複雑かつ広範囲な動きを可能にしています。

背骨に動ける棒(鎖骨)がついていて、棒の先に動ける三角板(肩甲骨)がついていて、そのはしっこがやっと肩。
このあたりで、ちょっと疑問に思われた方がおられるかもしれません。
肋骨(ろっこつ)はいつ登場するの?
肋骨ほどの大きな骨なのに、2段階の肩のセットは肋骨とは全くくっついていないんです。
上にのっかってはいますが、独立している。
やじろべいのように、浮いた感じで自由自在。

通常は、肩甲骨は肋骨の後ろに寄り添っています。
ところが、肩ってぐいっともっと前に出すことが可能。
そうしたいときは、肩甲骨は天使の羽を広げるようにしてぱかっと開き、肋骨よりもっと前に肩関節の位置をずらしてくれます。
とてもいろんな動きが可能で、肩の位置は前後上下外内のいずれにも自由自在に動けるのです。

質問の答え
質問の答えはもうお分かりですね
背骨です。
足の付け根はみぞおちでした。
大腰筋の片方の端がみぞおちの背骨のところについているからです。
ということは言い方を変えると足の付け根は背骨です。
腕も脚も背骨が付け根なのです。

じゃあ腕はどう動かせば
脚は腰を回しながら、意識して大きく動かせばいいんでしたね。
ということは、腕も、肩自体を前後に動かしながら大きく動かせばいいんじゃない

ブッブー
違うんだなこれが
ここが、下半身に比べ、上半身の難しいところ。
見た目で分かるほど、腕を大きく動かすと、とたんに背中が痛くなります。
じゃあ、何のために、肩甲骨が自由自在って話をしたのよ

下半身が「大きく動かす」なら
上半身は「滑らかに動かす」

上半身の動きは極めてダメージを生みやすいと思ってください。
肩甲骨が自由自在だって知らない人は、動きがしなやかにならない。
ギシギシって感じ。
そこで、ウォーキングとか頑張っちゃうと、途端に背中や肩を痛めます。

下半身は早く歩くための動きを
上半身はダメージを受けないための動きを心がけてください

ちょっとヤバいかもってなりそうなら、肩甲骨を滑らかにする体操をネットとかで見て、ぐねぐねしておいて下さい。
結構ヤバいぞとなってきたら、仕方ないので極力上半身は動かさないようにしてください。
90度腕ふりは、カラオケの歌詞の如し。
下半身の動きが分からなくなったときだけやれば大丈夫です。

結局、どう歩けばいいのよ(カラオケの歌詞の如し)

・これから、速歩を始めたいとした場合、最初はどう歩けばいいのでしょう

最初はどう歩けばいいのか
・脚の運び方についてお話ししました。
・その時は、90度腕ふりさえすれば、何も考えなくても自然に大腰筋を使った、いい歩き方ができると書きました。
・「ウォーキングの腕ふり」では、90度腕ふりに否定的ともとれるニュアンスで書きました。
・一体、どっちなんだ。
・はっきりせい、はっきり!

・最初は90度腕ふりで始めた方がいいと思います。
・理屈抜きで、すぐに理想的脚運びができる。
・90度腕ふりを続けると弊害があるとしても、ほんの数日だったら大丈夫です。

最初の一週間で
・まずは、90度腕ふりで、下半身に大腰筋ウォークの感覚を覚えさせます。
・心配する必要はありません。
・おそらく、すぐに出来るようになります。

腕ふりをやめる
・大丈夫だな。型をカラダで覚えられたな。と思ったら腕ふりをやめて下半身はそのまま同じように歩きます。
・「腕ふりをやめる」とはだらんと腕を下ろします。
・自然に任せます。
・「動かさない」ように意識する必要もなければ、腕を下ろした状態で降ろうと意識する必要もありません。
・「振れてしまう」状態にまかせて大丈夫です。
・もし荷物を持っていれば、腕はほとんど振れない状態になります。
・大丈夫です。
・荷物を持っていても速歩ができるのが「振らない」腕ふりのメリットです。

・スピードは確実に落ちますが、それなりの感覚で歩けるはずです。
・ただ、続けていると「あれどうだったっけ」ということになります。
・その時だけ90度腕ふりをして、歩き方を思い出します。
・そうです。90度腕ふりは、カラオケの歌詞のようなものです。
・忘れたときだけ、使えばいいのです。
・「目を閉じて何も見えず~」まではいいとして、あれ次なんだっけという時だけ使えばいい

なぜこのやり方がいいのか
・両方のメリットを活かせるからです。
・最初に無理ない状態で、始められるからです。
・体に問題が起きない状態から始められるので、辛くありません。
・逆に、速歩のメリットだけを得られます。
・準備が要らず、日常的なシーンですぐに活かせます。
・リュックを用意しなくていいからです。
・会社の通勤でリュックを背負うのは抵抗がある場合があるでしょう。

次のステップへ
・ある程度たつと次のステップへ進んでいただきたいのですが、その辺はまた改めて