寿司屋の会社をおこすぞっ

私の人生、今までお話してきたことも、たいがいドラマチックだったんじゃないでしょうか

IT業界で自分なりに大幅に効率アップがはかれる、ノンプログラミングツールを開発
若くして経営コンサルタントになり、独自のノウハウを構築
期限つきでパチンコホールに入り、全社的経営改革を推進

ただ、ドラマチックという意味では、今までのは前フリに過ぎません
こっからが本番。

面接
期限を限定してパチンコホールに入ったもので
期限が来たら就職活動をしないといけません。
次をなーんも考えて無かったので。
若いっ

経営企画室室長募集、みたいなのを受けることに
急成長をとげる小売チェーン店
社長面接までこぎつけました。

経営コンサルタントの時の話とかを、色々しゃべりました。

一通り面接を終え、

戦略とかはな
全部俺が考えるから必要ないんだよ

おっとっと
そうなんか

ところで、
さっき宅配専門の寿司店の話してたよな

経営コンサルタントの時
岐阜県の会社で、新規事業を考えようということがありました。
地元のいろんなスーパーに惣菜売場があって、
寿司を売ってたりする
そこにテナントとして展開する会社
社員全員が寿司を握れるという会社です

当時、銀の皿みたいな宅配専門の寿司店って、ほとんど数えるほどしか無かった。
このビジネスがいいんじゃないかという事で、私も一緒に、チェーン展開しているところの本部に、いくつか聞きに行った
で、新規事業としてオープンできたという経緯がある。

はい。
あれは、良い経験でした

それ、俺、興味あって、やってみたいと思ってたんだよ

はい、とても面白いビジネスだと思います。

で、お前、調べてくれないかな
調べるに当たってどれくらい必要だ?

うーん、300万

うーん、200万

分かりました。

決定です。

別れ際に社長が
分かってるだろうな

はい、分かってます。

お前がやるんだぞ
という意味です

さあ新たな扉が開きます
調べるといったって、国立国会図書館で全国の市場規模を調べたくらい。
実際にビジネスを立ち上げるには何の役にもたちません

働いてみるしかない。

当時もある程度はあったチェーン店に行って、アルバイトとして働く
そして、ノウハウを吸収し、ノウハウ集にまとめる
お得意のやり方です

あるチェーンでは、普通にアルバイトとして
次のチェーンでは、フランチャイズとして、店をオープンしたいんです、と言って
一度アルバイトさせてもらっていいですか
本部が何をやるべきかにも、探りを入れます。

寿司屋をやりたい訳じゃないですから
宅配専門の寿司店のフランチャイズチェーンの組織を作りたい訳ですから

メイキングのやり方、デリバリーのやり方、本部のやり方
どうすれば良いのか
少しずつ、それぞれの良いところを取り入れ
ビジネスのプランを形にしていきます

数ヵ月経ちました

よしっ

A4数十枚のビジネス企画書にまとめあげました

今度はコンサルタントじゃあない

大成功するのか大失敗するのか
大失敗すると
家族もろとも、首をつらなきゃならんかもしれない

社長のところに会いに行きました

この後は、次回で

信号の「すすめ」は何色?

ニホンとニッポンの話を書いていて、ふと思い出した話があります。
信号の「すすめ」は何色か

どこで聞いたんだろう。
随分前だった気もする

信号の「すすめ」
なんゆうてんの。
青に決まってるじゃない

ところがですね。
これには、ドラマがあるんですよ。

再度調べたんですが
どうもその時に聞いた話はネットには出ていないですね。
記憶違いなんでしょうか。

その時の話をお話しします。

緑信号
昔は緑も青も「あお」と言ってました。

うちの母さんはそうでしたね。
どうしても「みどり」が言えなかった。
本人は、青と緑の色の違いは理解していたようです。
ずっと緑を「あお」と教えられてきたのに、今更気恥ずかしくて「みどり」なんて言えるかい
そういう気持ちだったんだと思います。

黄緑的な色だったら「草色」と言ってました。
でも、ほんとの緑で、子供に青じゃない緑だと伝えたいときがありますね。

散々、それは緑でしょと、指摘されていましたから。

そんなときには「グリーン」と言っていました
そこで英語かいっ、と突っ込んでいましたが
女の意地かも知れません。
教えていただいた先生方への感謝の気持ちかも知れません
死ぬまで「みどり」とは言いませんでしたね。
野菜はあおあおとしてるでしょって

ちなみに横道にそれますが、私も言えない言葉があります。
「しょっぱい」です
関西から東京に出てきた人間からすると、「しょっぱい」はどうにも気恥ずかしい。
関西では塩や醤油は「からい」。わさびやからしと一緒です。
「しょっぱい」は「すっぱい」を連想させていまだに馴染めません。
からい、という話題は何とかして避けます。
避けきれなかったときは、「塩辛い」で相手の顔色を伺い、だめかと思ったとき
清水の舞台から飛び降りたくらいの気持ちで「しょっぱい」と言います
その時の敗北感はえも言われぬものがあります。

ですから「みどり」を絶対に使わなかった母さんの気持ちは良く分かります。

最初は緑
最初は信号の色は緑でした。
きれいな緑。

それをあおと表現することに何ら問題が無かった。
誰に聞いても「あお」と答えていましたから。

ところが、そうはいかなくなった。
戦後の教育が「あお」と「みどり」を区別するようになった

子供たちにしめしがつきません。
かといって、今更、緑信号と変更できるだろうか。

ことあるごとに質問されます。
緑なのになんで青信号なの?
困った関係者は恐るべき解決策に出ます。

信号の色の方を買えちゃえ。

言い方を変えたくないので、色の方を変えちゃおうと。

でも一気に変えると何かまた言われそうです。
長い間に少しずつ、少しずつ、
みんなに気づかれないように気づかれないように
信号の色を緑から青に変えていったんです。

実は、世界的に信号の色は決まっています。
グリーン、緑、なんです。

にも関わらず、世界標準に背いてでも、青に変えていった。

この話を聞いた当時、信号機を意識してみました。
その人が言っていた、どれくらい緑かかっているかで信号機の作られた年代が分かる
まさしくそうでした。
こりゃ、どっからどう見ても緑。ってものから
微妙に、これは青?ってものまで

でも、今、その検証は難しいですね
ほぼ全て同じ色
青でしょ。でも緑と言われればそんな気もする。くらいの色
特にLEDになってからは完全に色が統一されている気がする。

唯一、webでこんな表現を見つけたので引用しておきます
「また昭和46年以降製作された信号機は、色覚障害者が緑色を識別しにくいことを考慮し、CIE規格の緑の色度範囲の中でなるべく青に見えるような色度を採用しており、近年は青色ダイオードの信号機採用などもありより青に近い色で光るように変更されています。」

天神さまのたたりじゃあ

天神さまは元々神様じゃなく人間です。
菅原道真(すがわらのみちざね)です

なんで人間なのに神様なのか
恐ろしいたたりが関わっているのです。

通りゃんせ
通りゃんせ通りゃんせ、ここはどこの細道じゃ
天神様の細道じゃ


行きは良い良い帰りは恐い
恐いながらも、通りゃんせ通りゃんせ

帰りはもう帰ってこれないと恐ろしい童謡ですね
最初、音楽つきの信号機で、通りゃんせがかかっていたのに
戻って来れないのは交通安全としては問題ありとされましたよね

なんで天神さまはそんなに恐い神様なのか

失意のうちに
菅原道真は、政争に敗れ太宰府に左遷される
そのまま、失意のうちになくなってしまう
さぞや無念だったろうと語り継がれる
そこに、疫病だったり、天変地異が相次ぐことに。
政争の相手、藤原時平を始めとして
その一味にも、おかしな死に方をする人が相次いだ

これは菅原道真のたたりに違いない
ちゃんとお祀りしなければおさまらないだろう

末法思想
そこに末法思想が時期的に重なってくる
お釈迦様が無くなってから、だんだん世の中が乱れていき、
ちょうど2000年経つと、末法という時代に突入する
現世では恐ろしい事ばかりが起きるので、
ひたすらお経を唱えて極楽浄土で救われましょう
西暦が1052年なので、近づいて来ましたよ
って、ちょっと前に有った2000年問題とか
ノストラダムスの大予言とか

学問の神様
それでも、たたりだというだけではここまで増えなかったのかも
いろんな数え方があるみたいだけど、天神さんは、日本で3番目に多い
菅原道真が頭が良かったということから、学問の神様に位置付けられたことでしょうね
一番いつ神様に拝みに行くかというと
受験のときで「御守り」が必要ですもんね

幸せの国ブータンの国立図書館、閲覧できない?

「ブータンに魅せられて」の著者、今枝由郎さんは、ブータンの国立図書館の顧問を10年間勤めます。

ただ、ほぼ鎖国に近い状態の中で、入国できるまでに3年近い時間を費やします。

元々チベット文化の研究者なので、その中のひとつの国としてのブータン。
ところが、実際に住んでみると、多くの衝撃を受けることになります。

国立図書館はお寺
国立図書館は、我々が知っている図書館とは全く異なる
信心深い仏教の国での国立図書館は、まさしくお寺なのです。
国立図書館に置いてある蔵書は、お経です。

ただ、その蔵書数も多いとは言いがたい。

理由は2つ
ひとつは、全国に数千ある寺院が、お経を手放さないから。
買い上げるのがとても難しい。
あるとき、お経を買い上げたら、その地域で不作が相次いだ。
返してほしいとの陳情が続き、返さざるを得なくなる

ふたつめは、館長ロポン・ペマラさんが、大変な人格者なんですが、彼がお経を買いたがらないから。
結構の予算をもらっているんだけど、この予算は国王からいただいた大事なもの。
日々、倹約に努めなければならない。

うーむ。
蔵書を集めるのが目的の国立図書館が倹約に努めているのですから、集まるはずもありません。

蔵書目録がない
なんと、国立図書館には蔵書目録がありません
ということは、何の本が有るか分からない。
ということは、閲覧のしようがない。
加えて、閲覧室がない
従って、閲覧者がいない。

それっていったい全体何のための図書館なのでしょうか

目録が無い理由は、お経は勝手に読んではいけないしろものだからです。
元々、お経は、先生が弟子に、これを読みなさいと言われて初めて読めるもの
何を読ませるかの判断は全て先生に委ねられている。

図書館のお経は全て館長ロポン・ペマラ氏の頭の中に入っており、これをどうぞと言われて初めて貸し出される。

そんな状態で図書館は開店休業状態かと思いきや、これがなかなか忙しい。
お寺へのお経の貸出しです。

各寺院では、色々な法要向けのお経が全て揃っていることは珍しく、
特別な法要前には図書館からお経を借りなきゃいけないという事らしい。