一生の思い出になるね。シャンシャン見たよ

旧岩崎邸庭園を見終わって
次はどこ行こうかな

頼りになる「江戸東京物語」の本も持ってきたから
入谷の鬼子母神とかどうかな
恐れ入谷の鬼子母神

その前に、旧岩崎邸庭園の横は無縁坂

確認確認

良い坂じゃないですか

♪母がまだ若い頃、僕の手を引いて
・・・
忍ぶ忍ばず無縁坂 かみしめるような
ささやかな 僕の 母の人生

その場で丸々一番歌っちゃいました。

スッキリしたところで、っと

おっと、ここはもう、忍ばずの池じゃないですか

♪忍ぶ忍ばず~

おっと、これはさっき歌ったぞ

上野公園
本に出ている上野公園内の歴史確認ポイントを巡ろう
過去、ウォーキングイベント含めて3回来ているけど
上野公園は何と言っても、ど広いので
行っていないポイントもまだあります。

五重の塔は確か上野動物園の中
ケチだよなぁ

外からも見れそうなポイントはあるかな


公園内のマップを
動物園の入口のところでじっくり見ていた。

ちなみに
動物園でパンダ見たりすると幾らくらいかかるんだろう

どうせ何千円もかかるんでしょう


600円
ほんま?

でもパンダだけ追加料金だったりして

隣にいた守衛さんに聞いちゃいました。

600円でパンダも見れるって事でしょうか

はい

待ち時間も表示してありました。

50分

えっ
50分で良いの?
お盆休みなのに

これは、ひょっとして
猛暑だからか
むっちゃラッキーやん

まるっと、方針変更
一生の思い出になるに違いない
パンダが600円の50分で見れるとは
思ってもいませんでした。

いやあ
まさか、私が
パンダを見るようになろうとは

キャラじゃないよね

人生初パンダです。

この前、羽村で動物園に行ってなかったら
この選択は絶対しなかったでしょうね
あの時、この歳になっても、動物園はやたらに楽しいって分かっちゃったからね
それにしても、旧岩崎邸庭園を見たついでに、ふと思い立って見るもんじゃないよね
パンダは。

上野動物園
さあ、ちらちら横目で確認しながら、パンダ舎に直行だっ

と思ったら
目の前にどどーん

五重の塔忘れていた。

そうかそうか
600円払ったんだから
堂々と見て良いわけね
さっき、ケチ、なんて言ってごめんなさい
これだけで元取れたようなもんです。

ここか
並んでる並んでる

何と
並ぶところにテント屋根を作ってくれているじゃないですか
上野動物園の経営者はきっと性格良いんだと思います。

しかも、使い捨てのうちわを置いてあるじゃありませんか。
親切やわあ

新聞に投書したろか

12:14スタート
すっすすっす進みます。
この分じゃ、50なんてかからないぞ

逆にこんな早く進むという事は
止まらないで下さいーっ
ってやつですね

前の人が急に止まって、軽くぶつかって
すいません、って謝ってきたから
声をかけてみました。

暑いですねえ
パンダはこんな猛暑じゃ出てきてくれないでしょうかね

いえ
おそらくクーラーのきいた部屋にいると思います。

おっと、これは出てきてくれている可能性がありそうです。

はい
順番が来ました
結局、50分もかからず、30分でした。

まずは親パンダ
お父さんでしょうか、お母さんでしょうか
熟睡しております。
ぐでーっ

真ん中の部屋に
いましたいました、シャンシャン


この二つの写真でお分かりいただけますでしょうか
寝ているかと思ったら、ちょこっと動いたんです。
感動です。
可愛いわあ

さっきの前の人は大興奮しています。
大きくなったわあ
一ヶ月前に来たときよりも。

常連さんだったんですね

そして次の部屋

笹食べてます。
最も可愛い、パンダの所作ではありませんか

ラッキー、ラッキー大ラッキー
動画も録ってきたから見てね

動物たち
もちろん、パンダ以外も見なきゃね
上野動物園と言えば、ゾウさんですよね
涙なしでは語れません。

おサルさんはいまいち動きが緩慢

以外にも、一番元気だったのが
白熊さん

精力的に歩き回っています。

ライオンやゴリラは
猛暑だからか
全く出てくる気配なし

お盆だからか
子供相手の動物ガイドさんが
ゴリラ舎で、クイズ出したりして
子供たちは大盛り上がり

肝心のゴリラは
どうぞどうぞ
そっちで盛り上がっといてもらって良いですよ、と
音沙汰なし

大丈夫
こんな猛暑だと無理しちゃいけません

かく言う私も
ちょっと疲れて参りました
猛暑で無理しちゃいけないのは、私も同じ

もう元取れたでしょう
帰るとしましょう

東照宮
とは言え
上野公園に3回も来ていて
上野東照宮に行っていないのは
徳川ファンを名乗る訳にはいけません。

あった、ここだ

さすが、徳川だらけです。

藤堂高虎はいっぱい主君を変えても
誰からもお気に入りになる
通常、秀吉のお気に入りだった人は家康は嫌いなんですけど
この人だけは例外。
よほど性格が良いんですね。

家康が死ぬ間際に
あの世でも、私と天海と高虎3人でいられる場所が欲しいな、と呟いた。

そんな事言われたら男冥利につきます。
上野の自分の屋敷内に、東照宮を作っちゃいました。

そもそも、上野って
藤堂高虎の領地が伊賀上野だからね

お祖父様大好きな家光が
それを見て、
私としては、そんなんじゃまだまだ不満なんですけど
と、大幅付け足し。

完成を心待ちにしていたんですけど
完成したよとの知らせを聞いた時は既に死の床についていた
結局自分の目で見ることが出来なかった。



金ピカです。
とても、家光っぽい

ん?
この先に入るには500円要るの?

まさかここへきて

今日は、旧岩崎邸、上野動物園と出費しちゃっているからなあ

(おいおい、徳川ファンじゃ無かったの?)

疲れたし
今日は帰ろ

どこ行こう、そうだ!おでかけマップ


朝顔

花カレンダー始めました

旧岩崎邸庭園に行ってきました

今日からお盆休み
4日連休です。

こんな日は?
はい、お出掛けですね

都立9庭園
あとひとつ

都立9庭園で行っていないところはあと一つです。
旧岩崎邸庭園
都立9庭園を制覇しなければ、東京ウォーカーの面汚しですから。

ようやく、その時がやってまいりました。

摩利支天徳大寺
その前にちょこっと寄り道
摩利支天徳大寺

アメ横の中にある不思議な神社
いらんお世話ですね
おそらくアメ横の方が後にできたんでしょうから
ふと横を見ると、でっかい、深田恭子の広告。

気に入ったっ

チューしましょって感じの仏さんも良いですね

旧岩崎邸庭園
ジョサイアコンドルが作りました。
ジョサイアコンドルのひととなり
楽しみですね

岩崎弥太郎の息子、三代目三菱財閥総帥、岩崎久弥の邸宅です。

入口から緩やかな坂を登って、ほんとの入口まで
まず、ここで魅了されました。

両側巨木だらけ

来ましたっ

ああ、やっぱりか
ネットで外壁工事のお知らせみたいなのが気になってました。

本来はこうね

大きく言うと建物は3つあります。
洋館と和館と撞球場(ビリヤード場)
洋館と撞球場がジョサイアコンドルの設計で重要文化財

残念ながら、内部は写真撮影NG
言葉で説明しましょう。

絢爛豪華というのとはちょっと違う
手をかけた見事さ

宮殿みたいなのをイメージしていたんですが
例えばでいうとシャンデリアがあるわけではありません。
ここの一押しは壁紙だったりします。

暖炉とか、ほおぉ、こりゃまた細かい
柱の回りの細工もなるほど
ベランダに敷き詰められたタイルも、聞いたことある気がする、超一流の陶器メーカーのもの

でも一押しは壁紙なんですよね
金唐革紙っていうらしいんですが
西洋の革の細工を真似て
同じ質感を、和紙を重ね合わせてぐいっと押して実現。
西洋からするとなんちゃって革細工かもしれないけど
日本の独自技術で、オリジナルと言って良いんじゃないかな
公式ガイドの表紙にデザインされているこれ

そういうのを天下の岩崎邸の洋館の一押しポイントにしようって訳ですから
ジョサイアコンドルさん
日本人の心をちゃんと持ち合わせてらっしゃいます。

行ってみて、
金ピカ、ゴージャスっ、て感じがしないなあと思ったんですけど
理由が良く分かりました。

木造です。

ここの大理石は、っていうのがない
細工は全て、木

やるじゃないか

和館
靴は袋に入れて持ち歩くっていう方式なんですが
洋館から和館へはそのまま廊下で繋がって
外へ出なくても行けるんですね

一番すごいなあと思ったのが
この順路の作り方。

日本の心を持った洋館とは言え
洋館は洋館

和館に入った途端

和館ええわあ
なごむわあ
と思っちゃう。

ジョサイアコンドルさん、ごめんなさい。

色んなところに三菱の象徴の菱形が使われていて
うまい使い方するなあ、と思う。

和館についてはほんの一部しか残っていないので
見事ではあるけど
まあ、お金持ちなんだからこんな感じかなあ
というくらいのボリューム
本当は、もっとすごくて見処満載だったんだろうなとは思います。

基本、和館はお客様用ではなく
住んでいたところらしいので
暖房は火鉢しかなく
家族一堂火鉢の周りに集まってくるような
質素な生活をしていたそうです。

私のような庶民中の庶民にも
なごむなあ、と感じさせてくれるのは
そういうことかも知れません。

庭園
一旦外に出ます。
ここからは撮影OKね

和館側に、小規模ながらも日本庭園


すごいっ
やっぱり、岩崎の庭園と言えば、清澄庭園でもあったように石
良いわ、この石

そして
うわああああっ、と叫びながら走っていきたくなるほどの
とぉっても広い芝生
広い芝生はなんでこんなにも心がスカッとするのでしょう。


裏側は洋館も、外壁工事していないから全貌が良く分かります

そしてその奥に、また日本庭園
石と巨木の庭園

撞球場
山のコテージを思わせる雰囲気抜群の撞球場
実際におもてなしするお客様とビリヤードをして楽しんだそうです。

隣の洋館と、地下道で繋がっていたそうです。

ああ
自分の中での都立9庭園のラストを締め括るにふさわしい
とても素晴らしいところでした。

どこ行こう、そうだ!おでかけマップ


サルスベリ

花カレンダー始めました

出雲阿国はダンシングクイーン

江戸のヒロインシリーズ

ちょっとちょっと
江戸のヒロインって言うんだったら、まずは出雲阿国(いずものおくに)からじゃないの?
はい、仰る通りでございます。

出雲阿国

世の中にすごい人は数々あれど
今まで無かった大きなジャンルを、世の中に誕生させたっていうのは尋常じゃないですね

慶長8(1603)年、京都の町は、新しい芸能の話題で持ちきり

ある女性が派手派手な男装をして茶屋の女性とちょっと戯れる
それを基本的には、踊りで表現
ミュージカルって事なんでしょうか

かぶき者といわれていた男を演じるわけだけど
傾くと書いてかぶく
アンチ体制みたいな、やんちゃな感じの困り者の男達

関が原の戦いの3年後だから
色んな事が江戸の方に移りつつあって
京都はどうなっちゃうんだろうと不安な時期

今までの「踊り」は正式には、雅楽、能、狂言といった男性のみのゆったり動く世界。
一方では、庶民の間には人に見せる芸能ではなく、自分達が踊って楽しむ
お盆の行事の念仏踊りとか、風流踊りとかいうものが流行っていた。

びっくりしたでしょうね
女性が踊る?
しかも男装
題材は、いるいるああいう人、って物真似の要素も入って大爆笑だったんでしょう
踊りはリズミカルで、本音で言うと自分達にはこっちの方が馴染みがあるのよね、ってもの

そりゃ大受けでしょう
新しい時代の到来、って感じですね

出雲阿国というのは
出雲大社の巫女さんとは言っているものの、ちょっとあやしい
出雲大社から、名前を使うことのお許しは得ているようですが
京都の人かも知れません。
顔は、それほど美人って訳じゃなかったようです。

爆発的に流行したので
真似をする劇団が多数出たので
うちが一番ですよ、と天下一と名乗る

徳川家康の次男秀康が、阿国を招く
首にかけていた、水晶の数珠
いまいちやなあ
これあげるわ

珊瑚の数珠をプレゼント

我は天下一の男となること叶わず
あの女に劣りたるは無念なり
と涙を流した。

長男なき後、当然時期将軍の座は自分に来る筈がするりと素通りして
弟、秀忠のもとに行きましたからね

さあ、後発の者たちを突き放しにかかる必要があります。
かぶき者だけの一発屋ではなく、次なる人気者を演じましょう。

名古屋山三郎
とっても美男子で人気者だったんだけど
刃傷沙汰で死んじゃったばかり

その亡霊が舞台じゃなく
客席の方から登場する
この大受けの演出は
後の歌舞伎の花道に繋がっていきます。

それでも続々と人気劇団が出てきます。
一番人気は「遊女かぶき」
元々人気の六条三筋町の遊郭から
大勢の遊女が出張興業

客席も一緒に踊って
高揚と陶酔に浸る

この遊女かぶきは、各地方都市の
遊郭のあるところに飛び火して、全国的ブームになっていきます。

そうなってくると、かなりセクシー路線のものが登場し
行き過ぎってことで、とうとう女性のかぶきが禁止になってしまいます。

寛永6(1629)年、阿国がはじめてから
26年後のことになります。

その後
一度ついた火は、止まりません
女性がダメなら男性で

前髪をつけた美少年たちによる「若衆かぶき」
まだ元服していないので、前髪を剃っていないんですね

これなら良いと思いますよね

もっとダメ。
この辺が現代人には理解しがたいところなんだけど
少年を相手にした同性愛が当時横行していたんです。

これも禁止

結局、もっと落ち着いた内容の
成人男子による「野郎かぶき」とすることで
許可を得ます。

以降、芸術性を高めていき
今の歌舞伎のスタイルになっていくんです。

人気が出すぎたが故に、
紆余曲折を経て、女性が踊るというスタイルとは違ってはしまいますが
どっこい、歌舞伎という名前は脈々と受け継がれている訳ですから
歌舞伎を始めたのが出雲阿国ということは、全員異論なしでございます。

索引はこちら
[江戸のヒロイン]シリーズはこちら


キバナコスモス

花カレンダー始めました

根はなぜ、もじゃもじゃなのか

植物シリーズ

葉っぱ、茎と来て
今日は、根っこの話です。

存在意義と役割
茎の時のように
根の存在意義や役割を考えるとすると
ひとつは簡単ですね

はい。水や養分を吸い上げるためです。

水や養分
植物には動物のように口というものがありません。
ですから、根の表面全体から吸収するという方法になります。

根の細胞の周囲には、細胞膜が覆っていて
そのさらに外側に細胞壁が覆っています。
ややこしい話はあるのですが
早い話が、表面に穴がポコポコ空いているようなものだと思って下さい。

さあ、その根で十分な水と栄養分を吸収するためには
根っこの表面積を広くする必要があります。

ボコッと丸いのがあるより
ぐちゃぐちゃ複雑になっている方が表面積は増えます。
土の中を進んで行くことを考えると
成長点である先っぽは数多い方が良いので、いっぱい枝分かれします。

ところで、根っこには二つのタイプがあります。

主根側根タイプとひげタイプ

何をより欲しいかによって二つに分かれるんです。

水分は土のどこにあるかというと深いところ
地表近くはすぐ乾いちゃいますから
逆に、養分って、地表近くの方が多い。
糞とかの栄養の元が、地表からだんだん染み込んでいく。

深いところの水分をより欲しければ、まずはずどーんと下まで行ってからもじゃもじゃ。

もうひとつの役割
実は根っこには、もうひとつの役割がある。

言われれば当たり前なんだけど
考えたことが無かったのでとても不思議に感じました。

「そこにいる」

これがもうひとつの役割です。

植物にとってみれば
たまたま種が落ちて根を出した場所
そここそがパラダイスであり
動きたくないんです。

言い方を変えると動かされちゃ困るんです。

これは、根から切り離されてしまった植物の悲劇を見れば分かります。
落ち葉です。

落ち葉は風に吹かれ、吹き溜まりに集められてしまいます。
そこはぎゅうぎゅう詰めかもしれませんし
窪地かも知れません
往々にして暗い場所だったりもします。

ひょっとすると川に落っこちて腐ってしまうやも知れません。

動物である我々は
最初から最後まで一生同じところにいなければならない植物の事を
可哀想に思いがちです

でも、植物にとれば、
いらんお世話
こちとら、この楽園を確保するために
必死でしがみついてるんでいっ

たまたまの場所がどこであれ
そここそ天から与えられた場所
動かされちゃったら地獄が待っているんだから。
楽しく満足して生きていく。

やれ、この職場はどうの
この国はどうのと、不満たらたらで生きていく人間たちを
横目で見ているんでしょうね

可哀想に、って

索引はこちら
[植物]シリーズはこちら(少し下げてね)


ヨウシュヤマゴボウ

花カレンダー始めました