紙垂(しで)、四手(して)、四股(しこ)、ん?

紙垂の作り方の話をしました。

いっぱいコメントいただいて面白かった。

関連して、書いてみようかなと

流行るかも
面白かったのが、流行るかもとの意見

ほんまや!
これ流行るんと違う?

ネクタイじゃつまらんと
ねじねじ付けてる中尾彬さんがいるくらいですから

今度はネクタイの変わりに
紙垂つけるってどう?

紙ではいくらなんでも、なので
絹の布で作りましょう

すっごい流行る気がするんだけどダメかなあ

相撲

相撲の土俵入りの時にヒラヒラしてるやつ
あれですよね
というコメント

そうそうそうですね
と返したんだけど

その後別の人から
相撲のは「四手」(して)なんですってね
同じ格好ですよね
というコメント

ゲゲゲっ
同じって返しちゃったのに
えらいこっちゃ。
違うんか

調べました
一緒と言えば一緒
違うと言えば違う

元々は、しだれ柳とかの垂れる(しだれる)から来た言葉
どっちかっていうと四手の方が当て字かな

何で「四手」って漢字当てたんだろう。

東西南北それぞれに「して」を置いて囲む
四の字のひとつの理由だろう

気になりませんか
私が一番気になったのが「四股」(しこ)
相撲で、四つの手と四つの股(=足)となると当然関係ある筈。

四股
元々は「醜(しこ)」と書かれていて、今のような「四股(しこ)」は後からついた当て字だと言われています。

醜って何かと言うと、地中にいる鬼
出てきちゃダメよと踏み固める

ということは、四の字は四手と四股で両方とも当て字なので、偶然の一致ということになります。

スッキリしませんね
継続課題といたしましょう。


ギザギザのあの形、予想通り、稲妻だそうです。
横に渡った太い綱が雲で
細く垂れた藁が雨
そして紙垂は稲妻です。

要するに雨乞いです。

信仰というのは
基本的に怖いものから始まる事が多い
自分には手に追えない、大きな存在に怖れ、委ね、有り難いと思う。

最たるものが雷様
怖いんだけど、雨を降らせてくれる有難い存在。

山だって暗くて怖いから神様。

ユダヤ
この紙垂、ユダヤ(イスラエル)に同じものがあるらしい。

ユダヤの宗教と、日本神道の類似性をウェブでかなり詳しく展開している人がいる。
いわゆる極論ものとは言え、逆に自然な展開である気がする。

シルクロードの出発点であるイスラエル。
三大文明で栄えた地域。
一方の終着点は、海路まで含めると日本になる。
長期に渡って次第に影響が伝わっていくのは、ごく自然なことだと思う。

渡来人が大量に日本にやって来る。
元々日本に住んでいた人達はそう多くもなく
三大文明に遅れを取っていた。

特に鉄を作り加工する技術を持っている渡来人
どちらがどちらを支配するのか、少し考えれば答は出る。

天皇を中心にした、支配層が、我々は元からここにいたんですよ、と言いたかった
自分達の宗教はそのまま使わず、大きくアレンジして、神話を作って「古事記」とする
はい、天皇家は神様であって、そもそも日本を作ったんですよ。

でも、意図した事はそれだけで
元々八百万(やおよろず)の神を信じ、宗教というより文化であった日本においては
何の違和感もなく浸透する

これだけを信じなさい、じゃなかったからね。

仏教伝来後も、
神道と仏教、同じものってことで良いんじゃない。

紙垂を見て、何か心が引き締まる気がする
そう
おそらくそれだけで良いんだ。

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