日本庭園、橋あれこれ

日本庭園において、橋もまた大きなポイントになります

苑路(庭園内の道)が遣水とかの流れを跨ぐとき、
島ととやり取りで使われます。

特に池の中の中島は、神仙思想で蓬莱山とかに見立てられます。
不老不死の庭園
そこで、橋はこの世とあの世の結界、文字通り、橋渡しになります。

平橋
一番一般的な橋です。
故に、自己主張をあまりしない

周りの景色に溶け込ませたい場合に使います。

木造が多く軽い感じ
敢えて重厚感を持たせたくない場合です。

反橋
うわっ、日本庭園!

特に赤く塗っていたりすると
バシバシ何枚も写真を撮りたくなります

こっちは思いっきり自己主張です

特に浄土式庭園の場合は、これを渡れば極楽浄土に行けるって気がとてもします

石橋
材料の側面から考えると、
木の次に、石というのもあります。

石の橋は庭園の中でも、大きなポイントになります。
極力加工せずにどんと置いた場合


真っ直ぐに加工した場合


反らせる事も出来ます

石を素材に、反り橋だって

数枚組み合わせると、これまた趣がある

土橋
石も良いけど土も良いのよね

縁に草が生えていたりするのは土橋じゃないと無理で
日本庭園とよくなじみます。

素朴さが売りかな

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