[昭和歌謡]77 心のこり

昭和ヒット曲全147曲の真実シリーズです。

心のこり
細川たかし
作詞 なかにし礼、作曲 中村泰士
(1975年)

♪私バカよね おバカさんよね
うしろ指 うしろ指 さされても
あなたひとりに 命をかけて
耐えてきたのよ 今日まで

歌詞
素晴らしいです。この歌詞。
なんて分かりやすい
演歌の最もオーソドックスな展開

駄目な男に惚れてしまって、全てを捧げて尽くしてきたけど
ああもうだめ、別れるわ

このオーソドックスな歌詞にしておいて
一行目だけ、強烈にインパクトのある歌詞
奇をてらっていないところがすごい

私バカよね おバカさんよね
と聞いただけで
いかに、この女性が男性に翻弄されたか
疲れきっているか
新しい人生への踏ん張りを気合いつけて踏み出したか、の
全てが分かります。

王道なのに、斬新
「流行」を作り出すための最高のセオリーじゃないですか

細川たかし
こんな絶対流行するはずの歌を普通の歌手に歌わせては後悔します。
誰も知らないのに、超実力派
一声聞くだけで、印象に残って耳から離れない、独特なカン高い声

なすべくして大ヒット。

ずっと、売れっぱなしだったイメージだったけど
北酒場まで7年間、そこそこって感じだったらしい。

それから、ご存じの通り、北酒場、矢切りの渡し、浪花節だよ人生は
のレコード大賞3連チャン

天性の明るいキャラクターが良いよね

最近、良くコマーシャルで見かけます。
知らん間に、禿げ上がってましたね

あんな面白い髪型するんだったら、全部つるっぱげの方がかっこいいと思うけどなあ

ハゲ連合会支部員の独り言でした。

[昭和歌謡]シリーズはこちら(少し下げてね)

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