板橋区。徳丸槙通り素晴らしすぎます。

板橋区。ぼたんの競演と、水車がギシギシ
の続きです

水車公園を一通り見て、道の方に戻ってきました。
おそらく槙(まき)だろうけど
丁寧に刈込みしてあって見事だなあ

ん?ちょっと待てよ
ここ、普通の道端だよな

隣にも、刈込みされた槙
街路樹ってこと?

うわあっ、ずっと向こうまで

徳水亭
水車公園の横にすごく綺麗な日本庭園が見える
そういうと、水車公園・徳水亭と地図にあった、徳水亭って方かな
名前からして料亭か何かかな
ひょっとして一万超えたりする食事をしないと入れないんだろうなあ
確認してこよう。

板橋区立水車公園内、徳水亭?

ここも水車公園一部なの?
料金書いてないって無料?

うわあっ
何これ
何でー、全く無料のレベルじゃない




洲浜に岬灯篭

茶室もあって、縁側に座って見事な庭園を眺める


そして、茶室の裏側に回ってみて
何と枯山水



ツツジがカラフルな、ビューティフル枯れていない枯山水
ここは京都かっ
板橋区はなんて太っ腹なの?

出てきたら、あっそうそう
槙だった
まだ続いていたのか
あっ、徳丸槙通りって書いてある
ここは、今後ずっと刈込みをしますよってことなのね

それにしてもどこまで続くんだろう
ずっと

この雰囲気を壊したくないと思ったんでしょう
隣接する家の庭にも素晴らしい刈込み

それにしても、これだけの刈込み誰がやっているんでしょう
板橋区の植木屋さん総動員か
はたまた、区の職員は全員技術を身に付けたのか

世の中の街路樹で一番素晴らしい街路樹は?
との質問を受けたら、
「徳丸槙通り」と即答します。

旧粕谷家(東の隠居)住宅
安楽寺



次の「旧粕谷家(東の隠居)住宅」というのは何だろう
あっ
巨大な茅葺き屋根


すごいなあ
何なんだこのウルトラコース、ここへ来てまだこんなにスペシャルなものが残っていようとは。
でも残念、この時点で16:30
拝観時間は、15:30でとっくに終わっています。

ネットで調べてみましたら
旧粕谷家とはこのあたりの名主
建築当初の部材がよく残っており、それらに残された痕跡をもとに、
建築当初の形を復元整備する工事を平成28年から平成30年の2年をかけて行ったらしい。

その過程で、建築部材に、享保と書かれているのが見つかった
享保って8代将軍吉宗の時だから、江戸の中期
当時の建築の特徴を数多く持っており
享保年間に間違いなし
となると、関東に保存されている古民家の中では最古級となります。
ということで、去年2018/3/15 東京都指定有形文化財(建造物)に指定されました。

ああ、見たかったなあ

徳丸北野神社
板橋区の十景にも選ばれています。

北野神社というくらいですから、祀られているのは菅原道真(みちざね)
このたびは ぬさもとりあへず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに
どこかに牛がいるんじゃないかな
あった

板橋区の十景に選ばれている理由は田遊び

そういうと、赤塚諏訪神社でも、田遊びという神事が行われていると書かれていました。

板橋区立郷土芸能伝承館
コースとしては徳丸北野神社でおしまい
もう17:00近いけど最後まで行けました。

横に「郷土芸能伝承館」となっているのが気になる
だいたい博物館類は、16:00には閉まるから
閉館時間だけ確認するか

ブーン
あら、開いた
でも、電気がついているようなついていないような

すみません

何でしょうか

(何でしょうか、て)

あのう、見学したいんですけど

見学ですか

(隣から違う人が来て電気をつけながら説明してくれた)

ここは、地元の人が伝統文化を伝承するためにこの場所で練習する場所なんです。
展示物のようなものはあまりないんですけど。

なるほど、そもそも展示のための施設じゃないのか
失礼しました。

田遊びの事を聞いてみた。

田遊びとは、一年の田植えから稲刈りまでの、動作を真似して
神様に、
こんな風にしますから
サポートお願いしますね。

なるほどそれで、田遊びですか

里神楽というのがあるらしい


その横にこんなのが置いてあった

この歳になるとこういうのダメだわ
子供が一生懸命頑張ったんだなあと思うだけで、目頭が熱くなっちゃう。

この徳丸という場所はとても不思議なところなんです。
伝統文化を伝承するということを、みんなが一生懸命にやっているんです。

ああ
来て良かった

どこ行こう、そうだ!おでかけマップ

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