先週、哲学堂公園に行きましたが、実はその前に、練馬区江古田(えこだ)の富士塚に行っておりました。
江古田の富士塚は、数ある富士塚のうち、3つしかない重要文化財です。
他には、小野照崎神社の下谷坂本富士と、豊島長崎の富士塚です。
重要文化財になってしまうと、保存というのが重要課題になり
おいそれと公開されなくなってしまいます。
本家の富士山の山開きに合わせて、7/1に山開きとして公開するのみ
残念ながら、7/1が週末になってくれませんので
なかなか行けません。
哲学堂公園は江古田駅から歩いても行けます
江古田の富士塚は江古田駅の駅前
外からだけでも見ようかと、寄った訳です。
あれ?
7/1のみと思い込んでおりましたが、年に3回と書いてありますぞ
9月第2週土曜日曜日ってええええっ
残念!一週違い。
良かった。後ろにずれていて。
来週来れば良いと言うことです。
超ラッキー
今週
土曜は長女が来るということでしたのでパス
今日の日曜日とあいなりました。
カミさんを職場まで送っていったあと、そのまま、車で江古田に向かいます。
コインパーキングに車をとめ。
9時からと言うことなので、30分時間潰し。
いざっ
いきなり滝です。超豪華
出ました。合目石
お猿さんがお出迎え
ご苦労様です。
こういった石碑があちこちにあります。
この江古田の富士塚でいうと、小竹丸祓講という名の富士講集団があり
お金を出し合って代表者に富士山に登ってもらい
ご利益をみんなに分け与える
何回か行った節目節目でこういった石碑を立てます。
大先達(だいせんだつ)というのは、何度も登って箔がついて、大幹部となった人です。
さあ、富士塚の全容が明らかになりました。
二合目
どんどん進んで参りましょう。
四合目
♪道は~険しくとも
五号目
出たっ。食行身禄(じきぎょうみろく)の碑
富士講の信仰を広めた功労者
富士山の七合五勺目にある鳥帽子岩で断食行をし、そのまま仏となります。
食行身禄については、こちらも見てね
富士講。なぜ日の出を背にして拝むのか
大分登ってまいりました。
ふう~っ
切り株も素敵です。
はい。頂上
5合目からが、あっさり過ぎるって?
いえいえ、苦行でございました。
この祠は天保10(1839)年のものです。11代将軍家斉の頃です。
ここがなぜ重要文化財かというと、規模が大きいことと、古いこと
富士塚って東京及び近郊でかなり数多いんですが
ほとんどが明治になってから作られたもの。
江戸時代に作られたものが残っているのは12個しかありません。
長女の結婚式が無事開催できますように
次女のダイエットが成功しますように
帰り道は別ルート
天狗さんだ
これらも、江戸時代に作られたもの
下山後
あっそうそう。肝心の浅間神社にお参りするのを忘れていた
長女の結婚式が無事開催できますように
次女のダイエットが成功しますように
2回も頼んだら、どっちか叶うでしょう。
見事なケヤキもありました
あれ、これは?
玉川上水ファンとしては、その支流千川上水の関連ものがあると、とても嬉しい
千川上水の堤に桜や楓を植えた記念だそうです。
おまけもあって、大満足でした。