びっくり下谷の広徳寺ととしまえん

先日、練馬区立ふるさと文化館で買ってきた「ふるさと練馬探訪」の本
当分楽しめます。

としまえん方面に行ってみましょう。

広徳寺
おそれ入谷の鬼子母神 とセットで びっくり下谷の広徳寺
その通り広大な土地でびっくり下谷
ところが、大正12年の関東大震災でほぼ消滅
新たな都市計画の中で、練馬区に移転することになった

ウォーキングイベントで下谷の広徳寺の跡地は行きました。
今は警察署になっているんですよね

さあ行きましょう
びっくり練馬の広徳寺

その前に、堰婆さんの松

石神井川の堰を守っていた婆さん
蛇になっちゃったという伝説
住まい跡に祠を立てた
「せき」繋がりでお参りすると咳に効くとされた。
という事でここに松

うーむ。話が斬新過ぎて・・
どういう展開や

さあ広徳寺
何がすごいって、以前大寺院だっただけあって、
ここに眠る有名人がすごい

加賀前田家、織田家、柳生宗矩(むねのり)とその息子柳生十兵衛、そして小堀遠州

加賀前田家の墓はこちらには引っ越ししてこなかったみたいなんですが
柳生一族や小堀家は移った

写真NGで撮れなかったのですが
柳生一族はとても荘厳な墓
小堀遠州は庭園作りの神様みたいな人なので、墓も個性的でした。

柳生宗矩と沢庵和尚は仲が良く、その繋がりで、小堀遠州もお仲間

分からなかったのが、織田信雄(のぶかつ)
織田信長の息子で、徳川家康と組んだり、豊臣秀吉に寝返ったりと
大きく歴史を動かした人

Wikipediaには墓があると書いてあったんですが
お寺の案内板には名前がなかったんです
こんな超大物、案内板に名前を書かない訳ないですもんね

小堀遠州が絡んでいるだけあって、庭園がすばらしいのなんの






平成つつじ公園
練馬駅のすぐ近くです

阿弥陀寺
小さな寺ではありましたが、なんと時宗の寺
あの一遍の時宗。時宗って禁止されて名乗っちゃいけないんじゃなかったか
私もいっぱいお寺を見ましたが初めてです。

白山神社

けやき
天然記念物です。

源義家が植えたといいます。あの八幡太郎義家です。
樹齢が900年
きゅ きゅうひゃくぅ!

続日本紀に出てくる乗瀦駅(のりぬまえき)はこの木の辺りではないか
のりぬまが変化して練馬になったのではないかという説があります。

十一ヶ寺
大江戸線豊島園駅の向かい側に十一ヶ寺というのがあります。
11の寺の総称
小田原から神田に、そして浅草に移った誓願寺の塔頭(たっちゅう=子院)
ここも関東大震災の後に移転となったんですが
誓願寺は府中市に、11の塔頭はごそっとここに移転した。



一番奥の九品院のそば食い地蔵が面白い
お地蔵さんがお蕎麦を食べたくて、お坊さんに変身して、お蕎麦を食べに行っていた
そば屋の親父は、どことなく怪しい感じがして、ひょっとして狸が化けているのではと

どちらのお寺のお坊さんですか?

まあ、そのぅ

ある日後をつけていくとここの地蔵堂に入ってスッと消えた

なるほど、そういうことだったんですね。疑ってすみませんでした。

奥に十一ヶ寺の共同墓地があるんですが
その中に小野蘭山の墓がありました。

本草学(薬草の学問)で有名な人です。
ものすごい量の本を読み、本草学を確立した人なのに
70歳を超えて急に、本だけでは本当の本草学は分からないと
急に全国に薬草の採取の旅に出て
すごい距離を歩き回った、歩け歩けじいちゃん
詳しくは薬の事なら、小野蘭山に聞けを読んでね

としまえん
先日閉園した遊園地
その跡地は、半分がハリーポッターのテーマパーク
あと半分が練馬城公園になる
練馬城は先日行った石神井城と兄弟城
昔の城なので、天守閣とかの建物があるわけじゃなく、平城

どんな風になっているかな

やっぱりまだ壊している最中で、練馬城公園は出来ていませんでした。

[お出かけ]シリーズはこちら(少し下げてね)

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