芝から高輪へ。チントンシャン

自分でバカだなあと思うのですが
家で床に座ってブログとか書いていると
足の裏の角質化しているところが気になってついつい手が行く
皮をむきはじめて、ちょっとにしておけば良いのに、
血が出るほどに剥いちゃう。

足の裏だから、歩くと痛いのなんの

またやっちゃった。
何度反省してもまたやっちゃう繰返し。

お出掛けは、この痛みに耐えつつになります。

田町から
この前、港区郷土資料館ゆかしの杜でもらってきたり、買ってきた資料をもとに
GoogleMapに緑の「行ってみたい」マークを付けてあります。

緑色が多そうなのが
高輪辺りかな

田町の駅を降りて、ロータリーの中

ここから初めてラジオ放送がなされたのです。

そのような歴史的場所ですから、さぞや立派なと思いますが
東京高等工芸学校、という高校の図書館の一角を仮りた仮社屋
東京放送局、後のNHKです。

大正14(1925)年3月22日

であれば納得です
大正12(1923)年9月1日が関東大震災ですから

最初の第一声は「アー アー 聞こえますか」

えらいこっちゃ。いきなり雨が降ってきた。足は痛いし
今日は中止かなあ。
いやいや、この痛みが身に染みないと、ちゃんと反省いたしません。

(身に染みても、またやる気がしますが)

何度か行っている、勝海舟と西郷隆盛の江戸城無血開城の会談地跡の丸こい碑を確認しつつ
と思ったら
ありゃりゃ、ものすごい大規模な再開発工事中
塀にこんなのが貼ってありました。

雑魚場(ざこば)跡

昔漁港でした。
雑魚場とは小さめの近海の魚を陸揚げする港
今はこの場所ですが、ここまで海だったということです。

面白いのが、陸蒸気(おかじょうき)と雑魚場の関係
さっきの地図を見ていただいたら分かりますが
雑魚場よりさらに海よりを東海道線が走っています

明治5年に新橋横浜間を陸蒸気が開通。
ほんとは海岸線沿いを走りたかったんですが
軍が土地を譲ってくれなかったから、仕方なく海の上を走らせた。
海の上に土を盛り上げ、堤防を作ってその上を走らせた。

となると、雑魚場の方には船は入ってこれなくなりますよね
万事休す

でも大丈夫。
こんな風にしたんだなあ

これ、錦絵に書かれているので、へえ、うまいこと考えたなあ、
と現代人は思っていた訳ですが
なんとなんと、今回の高輪ゲートウェイ駅の工事をしていたら
地面の下から、この絵と全く同じものが出てきたんです。

感激!
さあ、どうしましょう。大再開発で、どーんとビルが建つ予定
残すのでしょうか、残すとしたらどうやって。

港区立伝統文化交流館
芝のこのあたりは、明治大正と、花柳街
チントンシャン、の三業地
その見番会館の建物が壊すのは勿体無いと保存され、協働会館として利用されてきた。

これが、資料によって、老朽化によって閉鎖されたと書いてあるのもあって
どうも良く分からない。
だめもとで行ってみよう。

あったぁ

唐破風(からはふ)って、正面のカーブしている屋根ですが
神社仏閣にはあるにしても、普通の建物でお目にかかれる事はほとんどない。
無茶苦茶古いお風呂屋さんで、あったっけかなあ、って感じ

パンフレットを見て分かりました。
やっぱり老朽化で閉鎖していたんです。
それを港区が再整備工事を頑張って、ようやく復元
令和2(2020)年4年にオープンしたというから
ホントにごくごく最近
オリンピックに間に合わせようと頑張ったんでしょうね
まさか、外国人観光客ゼロになろうとは。

芸者さんってなんぞやとか、伝統文化の紹介をする
イベントスペース

オープン仕立てだから中は無茶苦茶きれい。

昔懐かしい、すりガラスって書いてあったけど
えっそうだっけ。すりガラスって今はあまりないの?
意識したことなかったなあ

格天井(ごうてんじょう)正方形に区切っていく天井
かなり格式のある建物にしか使われない

展示室で、さっきの海岸線の話も解説されていたので、再度




2階はイベント会場

コーヒーとかの喫茶もできます。

屏風の前でかっぽれとか踊っていただけるイベントもあるのかなあ。

外に出ると雨がやんでいた。

薩摩藩邸跡

幕末の時、幕府を挑発して、焼き討ちにされた場所。

春日神社

なぜ焼き討ちにあったかというと、この春日神社にあった庄内藩の屯所を薩摩藩が襲撃し
怒った幕府側が薩摩藩邸に焼き討ちにした

薩摩藩としては、武力で幕府を倒したかったんだけど
土佐藩の坂本龍馬の提案を受け、山内容堂と後藤象二郎が大政奉還建白書を提出
この後藤象二郎、このあとまた出てきますよ
あっさり徳川慶喜が大政奉還しちゃったから、武力での倒幕の大義名分が無くなっちゃった

何とか、幕府側に事件を起こしてもらう必要があった
幕末の慶応3年12月25日(1868年1月19日)
思う壺

春日神社は、藤原氏
東京ではあまり多くないんです

たまたま、今日はお祭りだったようです。

準備で大忙し。

ウォーキングはまだまだ続きます。
続きは明日ね

[]シリーズはこちら(少し下げてね)

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