戦後の首相に入ってまいります。

幣原喜重郎（しではらきじゅうろう）

時期的には、この辺り

覚え方としては、
投資で良かった、明日でよしよし
東久邇宮稔彦、幣原喜重郎、吉田茂、片山哲、芦田均、吉田茂Ⅱ～Ⅴ

幣原喜重郎は、歴史検定の勉強をしていると戦前から出てくる重要な人物です。

外交官
当時、4人しか受からない外交官試験に受かり、外交官になる
岩崎弥太郎の3女雅子さんと結婚
弥太郎の長女と結婚した加藤高明とは義理の兄弟になる

ロンドン、ベルギー、韓国と諸国を渡り歩き、経験を重ねる

第一次大戦後、駐米大使となっていた幣原は、
1921年、ワシントン会議の全権大使加藤友三郎を補佐して会議で活躍
世界的にも名が売れて、信頼を基調としたその後の幣原外交のベースとなる

外務大臣
昭和が始まるちょっと前1924年から、政党内閣時代が始まる
加藤高明、若槻礼次郎、田中義一、浜口雄幸、若槻礼次郎2、犬養毅
覚え方は変わったハワイ

義理のお兄さん加藤高明から、お呼びがかかる
外務大臣やってくんない？

はーい

それ以降、
加藤高明、若槻礼次郎、浜口雄幸、若槻礼次郎2内閣の4度に渡って
外務大臣として大活躍

幣原協調外交は各国と平和を前提とした、外交となる

ところが、時代が変わっていってしまう。
戦争へ戦争へ

幣原は出番がなくなった。

だいぶ歳も取ってきたので、政界を引退。
忘れ去られた存在になっていった。

そんな中で、とうとう日本は太平洋戦争へ突入し
そして敗戦

こんな特殊な時期を乗りきるには、と皇族の東久邇宮稔彦が組閣
でも、マッカーサーとうまく行かず、たった2ヵ月で総辞職

さあ困ったどうしたもんか

1.反マッカーサーでない人
2.世界的に名の売れた親英米派の外交のプロ

あっ
いるじゃない、ほら

えっ、私ですか？

引退してからすでに14年の73歳

固辞しようとすると
天皇から

まあ、そう言わずに

もうひとりの候補者だった後輩外交官の吉田茂も
是非、幣原先輩に。

最初の仕事は、マッカーサーに会いに行くことだった。

ハーイ、マッカーサー

続きはシリーズの次回ね

[首相]シリーズはこちら（少し下げてね）