稲荷神社は、なぜ一番多いのか

稲荷神社はよく見かけますよね
日本で一番多いんです

ご存じの通り、稲荷神社では狛犬ではなく、キツネが二匹います
神様の使いがキツネだからです。

稲荷神社は、その字の通り、「稲生り」稲の神様
五穀豊穣をご利益とします。
途中から商売繁盛もプラスされていきました。

総本社は京都の伏見稲荷神社です。
五穀をつかさどる倉稲魂(うかのみたま)を祭っています

京都伏見稲荷神社は、秦氏が建立し、氏神は秦氏。
全国で2番目に多い八幡神社の氏神が秦氏ではという説も紹介しました。
秦氏ってどれだけ力持ってるの?

なぜ一番多いの?
五穀豊穣というメジャーテーマを扱ったというのは大きかったですね
ただ、ここまで多いのは、京都伏見稲荷神社の努力が大きかったようです。

京都伏見稲荷神社は神階という神社の位の一番上「正一位」を獲得しています。
稲荷神社拡大ビジネスが精力的に展開されました。
稲荷神社やりませんか。分霊すれば同じ神様「正一位」を名のってもらって大丈夫ですよ。
今でいうフランチャイズですね

江戸時代には、あまりに多い稲荷神社を思い、
多いものとして
伊勢屋と稲荷と犬の糞
と言われたほどです。

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