大師ってつくのは弘法大師さま

川崎大師とか西新井大師とか大師がつくのは、大師ってつくのは弘法大師さま

要するに空海を祀っている
本尊としては不動明王らしいんだけど
弘法大師自体が偉大すぎて信仰の対象

弘法大師さま
最澄とともに日本の仏教の基礎を作り上げた、とっても偉大なひと
そもそも、大師とは偉大な師ということ
弘法大師とは、死後、後醍醐天皇から送られた諡(おくりな)

弘法大師空海は、平安初期の804年に、最澄も行った、遣唐使で唐へ
帰国後、高野山に金剛峯寺(こんごうぶじ)を完成させ、
真言宗(しんごんしゅう)の開祖となった

最澄が早くから認められたエリート僧
空海は自らの修行を大切にする努力の人。

最澄との関係
最澄との関係は気になるところだけど、
少なくとも最初の内はとても仲が良かった。

最澄は、自分が先輩なんだけど、
唐で得てきたものが明らかに空海の方が多いとして、
素直に空海のところに聞きにいく
空海も、いいですよいいですよ。
結構頻繁にやりとりしていたらしい。

偉いよね、両方とも

ところが、どの世界でもそうだけど
どっちもがおんなじ位すごいと、だんだん、路線の違いが出てきちゃう
ジャイアント馬場とアントニオ猪木。
ふるっ

あるお経を借りに来た最澄に
そのお経は、読めば良いってもんじゃない。
それようの修行があって、それをやってからでないと誤解しがちなので貸せません
ギクシャクしだす

最澄は自分が忙しい時は、弟子を空海の元に使わすんだけど
あるとき、空海に惚れ込んじゃった弟子が、空海に弟子入りしちゃう。
こういうことあると、決定的になっちゃうよね
良くある話
事情は色々あったんでしょう。
良い解決方法有ったと思うけど、残念。

即身成仏
修行すれば、生きながらにして仏になれると即身成仏を説く
言ったからには、空海の性格からすると、率先垂範
五穀を断って、座禅の形のまま入定(にゅうじょう)。仏になる
56億7千万年後に地上に降り立ち、全ての人々を救うとされる弥勒菩薩(みろくぼさつ)。
そのお供として、必ず帰ってくると言い残す。

お遍路さん
四国八十八ヶ所巡り、いわゆるお遍路さんとかは、
後年、弟子たちが弘法大師さまゆかりの地を巡ったのが
次第に一般にまで広がった。
やっぱりすごい人なんだなと実感する

『南無大師遍照金剛』(なむだいしへんじょうこんごう)
意味は、ああありがたや弘法大師さま

お遍路さんでは、これを唱えながら廻る

56億7千万年後までは待てないってときは、あら便利
これを唱えるだけで、弘法大師さまがあなたに寄り添い、救ってくれるのです。

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