日本の神様シリーズ
コノハナサクヤヒメ

天から降臨したニニギノミコトと出会い、
結ばれた美しい姫が、コノハナサクヤヒメです。
その名は、桜の花が咲いたことに感嘆するさまを表現しています。
その父は、イザナギの禊から生まれた、
オオヤマツミノカミという名の山の神です。
この国津神は、自分のふたりの娘をニニギに差し出しました。
しかしニニギは、美しくなかった姉のイワナガヒメを送り返し、
妹のコノハナサクヤヒメとだけ結婚しました。
オオヤマツミは、
イワナガヒメには岩のように変わらぬ永遠の命への願いを、
コノハナサクヤヒメには桜の花のような繁栄への願いを込めて、
ニニギに送ったのでした。
イワナガヒメを拒絶したニニギの子孫の命は、
桜の花のようにはかないものとなってしまいました。
このエピソードは、
「腐りやすいもの(バナナなど)と、
腐らないもの(石など)との二者択一で前者を選び、
人間の命が有限になった」
という、バナナタイプと呼ばれるパターンの神話です。
ただこの場合は、人間一般ではなく、
「神であったはずの天皇の命が、なぜ有限なのか」
を説明する神話となっています。
古事記、日本書紀の神話って、教訓的じゃない
そこが、神道の仏教と違うところかも知れない
仏教はどういきるべきか、って考えるけど、
神話では、それってどうなの?ってところがいくつかある
人間って完全なものじゃないって言いたいにしても
結局は綺麗な方を選んだわけだしね
そもそも、二人の娘を差し出すってどういうこと?
富士山の噴火
コノハナサクヤヒメは、「不義の子を妊娠したのではないか」と疑われたとき、
火中で出産して潔白を証明しました
山梨県の北口本宮冨士浅間神社(およびその境内の諏訪神社)の吉田の火祭りは、
彼女の火中出産の再現だとされます。
火を制御しながら出産したコノハナサクヤヒメは、
噴火をくり返す富士山を鎮める力をもつ山の神とされ、
静岡県の富士山本宮浅間大社をはじめ、
全国の浅間神社に祀られています。
全国に1300社以上ある浅間神社
ほとんどがイワナガヒメも一緒に祀られているらしい
良かったね
安産や子育ての神でもあり、また、子が生まれたとき、
父神とともに酒で祝ったことから、酒の神ともされています。