昭和ヒット曲全147曲の真実シリーズです。
君といつまでも
加山雄三
作詞・岩谷時子 作曲・弾厚作
(1965年)
♪ふたりを夕やみがつつむこの窓辺に
1965年に公開された東宝映画「エレキの若大将」の主題歌。
人差指で鼻の脇をかきながら
「幸せだなあ……僕は君といる時が……」というセリフが有名になった。
もともと歌詞にセリフはなかったのだが、
レコーディングの際、豪華なオーケストラに感激した加山が
思わず「幸せだなあ」ともらした
スタッフが
その言葉いただきっ
間奏で言うってどうかな
それには伏線があって
エルヴィスープレスリーのバラード
「今夜は一人かい?」の真似
プレスリーが間奏でセリフを言うのだが、
それがカッコ良かった
良いじゃない、それでいこう。
作曲の弾厚作は加山の筆名。
茅ヶ崎の宅でピアノを弾きながら作曲。
出来上がった曲に、岩谷時子が作詞。
♪君はそよ風に 髪をとかせて
やさしく この僕の「しとね」にしておくれ
ここ分かりにくいですね
しとねは「褥」
座布団やベッドパットなど
座るときや、寝るときの下に敷くもの
尻にしいてもらっていいですよ
という訳もないし
主語が逆か
その前の「髪」が風でなびいて
その髪の上で、ってイメージでしょうか
海、その愛
私の中での加山雄三は
海、その愛
♪うーみよー、おれのうーみよー
おーきなー、そのあいよー
カラオケの締めはこれ
どでかい声で、マイク思いっきり離して
腹から声出して
ああ、気持ち良い
ただ、大きな欠点があって
うるさいったらありゃしない
延々と続く繰り返しに
まだかいな
下手すりゃ、大クレーム
よほど、その場が盛り上がり
みんなで声張り上げて
いっしょに歌える時しかやれない
よし、海その愛行けるぞ、となったら
その時のカラオケは
後々まで余韻を引きずる
セリフ
セリフを関西弁で言ってみました
笑ってやってください。