[徳川名参謀]14 家茂→井伊直弼。桜田門外の変2

桜田門外の変、続きになります。
1回目はこちら
こちら

襲撃
実は、井伊直弼にも襲撃の情報は伝わっていた。

でも、特別な警戒は取らなかった
井伊直弼は居合の達人
来るなら来い。

異常気象の雪
午前9時、少し薄日がさしてきた。

直訴
直訴ーっ、と森五六郎

直訴を装い、カモフラージュ。注意をそちらに寄せ付ける。

バーン
関鉄之介が鉄砲をぶっ放す。
はじめ!の合図。

合図なんだから空に向けて撃てば良かったんだけど
興奮しちゃっているもんで
井伊直弼の乗った籠に向けて撃っちゃった。
結果的に言うと、これが効を奏した。
井伊直弼の太股を貫通。
いくら居合の達人と言え、どうしようもない。

彦根藩60名に対し、水戸藩と薩摩藩18名
普通に考えるとどうにも歯がたたないところだけど
まず、鉄砲に驚いて、半分近くが逃げちゃった。

そして、彦根藩のメンバーみんな
降りしきる雪に大事な刀がぬれちゃいけないと
袋の中にしまっていた。
袋におおわれた刀で応戦。
あるいは素手
多勢に無勢ならぬ多勢が無勢

そんな中でも、彦根藩、二刀流の達人、河西忠左衛門と永田太郎兵衛は
冷静に刀を取り出し大活躍。

それでもほんの数分で突破

ブスッ ブスブスッ

井伊直弼の籠に刀を突き刺す。

唯一の薩摩藩、有村次左衛門が
籠の中から虫の息の井伊直弼を引きずり出す。

キエーーッ
奇声をあげつつ、刀を降り降ろす。

頭が
落ちた

落ちた頭を刀の先に刺し
掲げながら歩き出す。

彦根藩、小河原秀之丞が息を吹き返し
有村次左衛門に切りつける

有村次左衛門は重傷を負う
小河原秀之丞はみんなに取り押さえられる。

有村次左衛門は重傷を負いつつ、前へ前へ歩く。
一歩一歩

寸劇
彦根藩上屋敷跡から始めて、桜田門外でここまで
ウォーキング同好会のメンバーで、以前、配役決めて寸劇やったのよね

楽しかったなぁ
太鼓の役とか、籠かきA、籠かきBとかもね

首落ちるところもね
はい、首落として落として

みなさんもぜひ、何人かで皇居の桜田門に行かれる事がありましたら
寸劇やってみてください。

大手門へ
桜田門から大手門まで歩いてみるとかなりあるんですよね
有村次左衛門は、重傷を負いつつ大手門のあたりまで歩いた。

遠藤但馬守邸の前まで来ていよいよ力尽きた。

自決

誰か、誰か介錯を
みんなおそれをなして、遠巻きに見つめるのみ

これを、これを預かってくれ

おいおい、何か言って死んじゃったけど
どうすんの
そもそも、これ、誰?

まあ、とりあえず箱に入れてしまっとこ

程なくして、彦根藩の藩士がやって来た。

この辺に首落ちてませんでした?

ああ、あるよ。

何かあると察した遠藤但馬守邸メンバーは
渡せないですよ

どんどん、彦根藩の藩士が増えていって100人くらいに

分かったよ
ちゃんと証文書いてね。

で、誰の首なの?
加田九郎太って人なんですけどね

嘘つけ
そんな下っぱに、100人も押し掛けてくるわけないよね
この顔、いつか見たあのお方に似てるんですけど。

彦根藩上屋敷から
戻った首、藩医の岡島玄達が首と胴を縫い合わせた。

井伊直弼から、幕府に負傷届が出される

約20名で襲われたが、井伊自身を始め、みんなで応戦。
一人を討ち取り、残りは全て逃げ去る
その時、怪我を負ったので、治るまでお休みします。

えええっ
そんなんで良いの?

将軍から使いが、早く良くなってねと、朝鮮人参が贈られる。

日本の政治家は上から下まで嘘だらけ
無かったことにすれば
誰一人責任を取らなくて良い
ああ、やだやだ

とても厳しい言論統制が取られる
ゴシップの宝庫『藤岡屋日記』ですら、一切触れていない

でも
知らない訳ないよね

こんな歌が流行る

桜田騒動途方もない、
そこでどうやらお首がない、
首を取っても追手がない、
お駕籠こわれて舁き手がない、
お番所どこでも止め手がない

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