松陰神社から豪徳寺

三軒茶屋を歩く
の続きです

松陰神社
何々?
松陰神社は、吉田松陰を・・

えっ、そうか
それで松陰神社か
分かりやすっ

何にも考えず、目青不動に行きたいだけでお出掛け
吉田松陰だと知らずに松陰神社に来る人も珍しいでしょうね

いやあ、嬉しいなあ
吉田松陰大好き!
吉田松陰に関しては、こっちも見てね
吉田松陰、獄中で学校作ろうか

しかも、思ったより無茶苦茶大きい
松陰神社ってこんなに大きかったんだ



しかも、なんと
こんなところに松下村塾




ああ、ここで、久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、山縣有朋、品川弥二郎、山田顕義が机を並べた訳ですよ

先生っ

何だね、高杉君

おしっこー

お墓まであるようです。
あれれ?
吉田松陰の墓は、小塚原の処刑場の横の回向院で見てきたばかり

そのあと、掘り起こして改葬ってあったけど、その先はここだったんだ
どんどん繋がってくるなあ

ああ拾いもんした

もうちょっと時間あるなあ

若林公園
隣は、若林公園
綺麗な公園です。
ん?
こんなところに、桂太郎の墓がっ

通算在位日数歴代一位の超大物総理大臣。
なぜに、なぜに公園の中にポツンと
これこそ拾いもん

後で調べて分かりました。
桂太郎は長州なので、吉田松陰先生を尊敬していたんですね
遺言で、先生のそばで眠りたい

かなり歩きましたが
ここまで来ると欲が出ます。

豪徳寺まで行こうじゃないですか
豪徳寺は、井伊直弼の墓があります。

殺した方と殺された方
歩いて行ける距離にお互いの墓があるなんて

烏山川緑道
このエリアはウォーキングの定番コースのようです。
東京お散歩マップのような、マップものにも出ています。
マップものは、電子書籍に焼いて3つ持ち歩いています。
豪徳寺と松陰神社の間は、烏山川緑道を歩きましょうと。

はい、仰せの通りに。

国士舘大学の横を抜けて緑道へ
豪徳寺に行く目的だけなら、本当は遠回りになるんだけど、楽しみませんとね

世田谷城跡
お城だっ
江戸時代ではなく、室町時代のお城
その頃は天守閣なんていうのはないから、単純にお堀を掘ったり、土を積み上げたり
いくつか行ったけど、こんなにきれいに残っているところはそうそうないですね
はるかに予想を越えていました。
そもそも、石垣があるなんてこの時期にはとても珍しい。

正直、それほど期待はしていなかったので、大興奮
あちこち歩き回りました。

誰のお城かというと、吉良氏(きらし)
あれ?また吉良氏が出てきたぞ。
家康の本で、三河で出てくるから、三河だと思ったんだけど。
帰ってきてから色々調べたので謎は解けたんだけど
かなり面白くて長くなるので、機を改めて書くとしてここでは割愛

いずれにしても、このあたり一帯は、豪徳寺やさっき行った八幡宮も含め、吉良氏がらみです。

豪徳寺
うわっ、すごい!
さっきの、松陰神社も大きくてびっくりしたけど、はるかに上回ります。


さすがは井伊家
御三家に次ぐ家格
大老を出せる家は四つしか無いんだけど
その中でもダントツで筆頭

実は、吉良氏の世田谷城は、
先ほどの世田谷公園になっている場所を含め、豪徳寺まで全部
豊臣秀吉(含む、徳川家康)に敗れて、明け渡し
江戸時代に井伊家が所領として与えられるので
うわっ、すごい!は、吉良氏がすごいとも言えるんだけどね。

いやはや、なんて美しい寺なんでしょう
たまたま、紅葉のこの時期に来て良かったぁ

ん?
招き猫のどうのこうの
ひょっとしてあれか!
マップものに出ていました。

調べると、ここは招き猫の発祥の地
井伊家の二代目当主、直孝がここを通りかかった

猫が
にゃあ

こっちこっち

呼ばれている気がして、猫の後を追い、寺の中へ

すると、直後に、突然の豪雨
どしゃあっ

助かったぁ
あの縁起の良い猫を、招き猫と名前をつけて、うちの守り神としよう。

ということで、こうなりました。

良かったです。
今や、日本の商売繁盛は全て招き猫が背負ってたってますから

井伊直弼の墓
いよいよ、井伊直弼の墓

ここも予想以上でした
井伊家代々の当主の墓が並ぶわ並ぶわ
当主ですから、一般の墓地のように密集していなくて
間をあけながら、等間隔に並んでいるので
かもし出す雰囲気が独特

これが井伊直弼の墓

ウォーキングの団体さんが来ていて、案内している
やっぱり自分が日頃やっていることなので、聞き耳たてちゃいますね
なんてったって井伊直弼は、思いっきりネタはある
井伊直弼1
井伊直弼2
井伊直弼3
井伊直弼4
井伊直弼5

あっ、そっちのネタから行くわけね
そこは、このエピソードも入れましょうよ

帰りに、三重の塔の横を通るとおじさんが声をかけてきた。
写真を見せてくれて
三重の塔のあそこにリアルな猫の彫り物があるんです。
平成になってからですが
有名な仏師の人が、豪徳寺は招き猫の発祥の地だから
リアルな猫を掘りましょうと。

写真は取れなかったので
ネットからの写真ね

いやあ、思いきり充実した一日でした。

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