[社労士]科学的一発合格勉強法。社労士とは

「科学的一発合格勉強法」とは、ハードルを思いきり上げたタイトルでしょ
受からなければお笑いぐさです

シリーズ化して、他のシリーズの合間にちょこっとずつ入れていきたいと思います。

受かってもいないのに「こうやったら一発合格」と銘打って
リアルタイムで受験勉強奮戦記を書こうという暴挙
大恥をさらしてしまう企画です

昨日の宣言でも書いたけど
ポイントは「自分なりの勉強法」の確立
歴史検定2級では、それが確立できて、ひたすら繰り返した。
「一問一答」を語呂合わせを自分なりにまとめつつ、繰り返した

社労士では、さすがに超難関試験だけあって、そんなに単純ではありませんでした。
勉強法の確立までに4ヵ月を要しました。
宣言が予定より1ヶ月遅れた理由です。

以下の4つの組み合わせになります
1.力業
2.語呂合わせ
3.横断まとめ
4.理屈

シリーズの中で、順番に説明していきたいと思います。
一つ一つの中にも、ノウハウが思いきり詰まっています。

かなり科学的に組み立てられたと自負していますので
科学的一発合格勉強法と、挑戦的なタイトルにしてみました。

まず、その前段階として、今日はそもそも「社労士試験」ってどんなの?
っていうのをお話したいと思います。

社労士試験
正式名称は社会保険労務士
労働にかかわる各種手続き、社会保険にかかわる各種手続きを行います。
給与計算とかもね
お客様は企業がほとんどなので安定しています。
国家試験で、士業と言われ、弁護士を筆頭とした「士」がつく人達
社労士しかやっちゃいけない仕事があったりするのもメリット

科目は
1.労働基準法→労働での一番基本的な決めごと。給料はこういうルールで計算するとか、有給とか
2.労働安全衛生法→仕事場で怪我しないよう、色々決め事があります。あと健康診断
ここ以降が、こんな条件に当たればこれだけもらえますよ、ってやつ
3.労災→仕事上で怪我したり病気になったりすると、手厚く色んなものがもらえます
4.雇用保険→失業したときのもろもろ
5.徴収→労災とか雇用保険の元手ってどこかからお金が降って涌く訳はなく、保険料を予め払っている。その我々が払う方の決め事
6.労務一般知識→一般知識といってもほとんど法律。1~5以外の労務に関わるその他の法律あれこれ。男女雇用機会均等法とか、時の政府が選挙のために色々法律作るんで大変
疲れてきましたね。まだあと半分あります。今度は、健康保険とか年金とか
7.健康保険→お馴染みですね。病院に行っても、原則的には3割負担で済みます。
8.国民年金→会社に属さない人のための年金。
9.厚生年金→会社に属している人の年金。原則は65歳から年金がもらえます。
 老齢年金と言いますが、それ以外にも、病気になったり、それが治っても障害が残ったり、死亡したり、出産だ、育児だと、実に色んな時に色んなものがもらえます。
10.社会保険一般知識→こっちもやっぱりその他の法律。介護保険だの後期高齢者だの子育て支援だの、いっぱい

うんざりでしょ
社労士の何が大変って、無茶苦茶ボリュームがあること
日本の福祉はすごい。
何とか困った人を助けてあげようと、これでもかこれでもかと至れり尽くせり
でも、ここまで複雑にする必要あるんだろうか、と思うくらい無茶苦茶複雑
まあ、だから社労士という職業が成り立つんでしょうけど

5日以内とか14日以内に請求しないとダメ、みたいなのもいっぱいあるから
もらえる筈のものを知らずに過ごしちゃったのも
思いきりあるんだろうなと思います。

例えばこんな問題です。

こんなタイプの問題もあります。


そもそも、問題文を読む気が失せます
ちゃんと覚えていないと、想像して答を導けそうな問題は一切ありません。

こんなのが延々と続いて、70%以上正解で合格
いかに難関試験であるかご理解いただけましたでしょうか

こんなのを一発合格すると言い切っています。
無謀です。
恐ろしいですね。

それを何とかするのが、でーこんっちゅうものでございます。

さあ、シリーズの次回から、科学的一発合格法を展開して参りましょう

リモートワークで考えた事

ようやく解除されました。

すぐにでも、出社したかったのですが
会社からの指示は「一週間くらい様子見」
リモートワークの継続です。

リモートワークって初めての経験なので、色々考えることがありました。

出来るんだな
20年からもうちょっと前でしょうか
サテライトオフィス、って言葉があり
社会は、分散型の勤務形態になると騒がれた事がありました。

特に我々のようなIT業界はすぐにでもそうなると思っていました。

ところがどっこい
大きく逆行してしまった。

個人情報がどうの、セキュリティがどうのと社会全体がうるさくなった。
目が届く範囲でないと絶対仕事しちゃいけません。
それまで、USBにデータを入れて、持ち帰って自宅で仕事したりも出来てたのにそんなのとんでもない
パソコンを部屋から持ち出そうものなら、重大事故として一発でクビ

例えば、パソコンから絶対にデータが持ち出せなく細工してあっても
映った画面をカメラで撮る事だって出来るという理屈

私は、過剰反応でしょ、と思っていました

ところが、あんなにダメだダメだと騒いでいたから
今回の件でも、リモートワークなんてとんでもないと言われると思いきや
あっさり、リモートワークをしてください。

えっ、画面をカメラで撮れるからってあの理屈はどこ行ったの?
結局良いんじゃない。

今まで騒いでいた人たちは、一切口をつむんだまま

ここから、大きくゆり戻しが来ますよ
異常なほどのセキュリティ重視から、普通の感覚へ

働き方改革
出勤って、何なんだろう
なんで満員電車に乗らなきゃいけないの
かなり本質的な事をみんなが考え始めちゃった

結局、出勤なんてしなくったって何とかなるじゃん

感覚として分かっちゃった、のは大きいですね
大きく社会が変わるでしょうね

特に女性の社会進出
9時5時である必要もない
トータルで8時間働けば、途中ちょこっと食事の支度をしたり
赤ちゃんにお乳あげたり、幼稚園の送り迎えとか

あるいは、要介護のお年寄りを抱えた家庭とか

例えば、イタリアとかでは、お昼休みがやたら長くて、自宅に帰って家族で昼食を楽しむ
その感覚に近くなってくるのかも知れない

地方分散化も進むでしょうね
ずっと前から言われていながら、進まなかったのは
異常なほどのセキュリティのしばりがあったからだと思う
一気に進むでしょう。

やっぱり出社
今まで、リモートワークのメリットを言って来ましたが
逆の事も実感したこの期間でした。

まずひとつには、生産性は落ちますね
はっきり言って、サボりたい放題
自分を律する事のできる人と、できない人で大きく差が出る、と実感しました。
総合して平均すると、ずいぶん生産性は落ちたと思います。

ただ、時代は変わったのかなとも思います。
今までのモーレツ型勤務は、必要ないのかも知れない
イタリア型で
まあ、トータルで考えて、そこそこであれば良いんじゃないの、と

私が、より以上に感じたデメリットは、もっと非合理的な部分です。

合理的に考えれば、メリットも大きいんだから
出社なんてしなくても良いんじゃない?と言える

でも私は、出社したい

単純に言うと、息が詰まる

会社に行く、って仕事をするためだけじゃないって

私はまだ学生の時、昭和一桁生まれの父さんが一生懸命働いている姿を見て
毎日毎日、満員電車に乗って、家族のために犠牲になって
こんな人生どうなんだろう
サラリーマンなんて嫌だな、と思っていた。

ところがその考えが一変することがあった

大学受験が終わり、大学に入るまでの間、暇にしていたら
父さんが、自分の勤める会社で人手が足りないからと
勝手に私をアルバイトで雇う段取りをつけて来た

明日から会社に来い

ええっ

嫌々ながらに行って
行ったからには、言われたことは頑張ってこなしたんだけど
ひとつ大きな発見

家ではむすっとして無口な父さんが
ニコニコして饒舌

えっ、これがあの父さんなの?

そうなのか
会社って家族を養うために、嫌々行く場所じゃなく
学校みたいに、楽しいから、自分のために行く場所なんだ

そういうみんなに会えて楽しいという、非合理的な部分が
リモートワークでは存在しない
はっきりいって、毎日が楽しくない。

早く会社に行って仕事仲間に会いたいよお

仕事が出来ることの喜び
色々言ってきましたが
出社だろうが、リモートワークだろうが
今のところ、仕事ができている

経済が悲惨な状態で
こんなありがたいことはない

どんな事だろうが、仕事をもらえればニコニコと
ありがとうございまーす
と受けようと思う
ああめんどくさい、なんて思うとバチが当たる

ずっと安定しない人生だったから
仕事がある、ということ自体が、この上ない幸せ
もう60歳になっちゃったから
じゃあ、これで
って言われても全然おかしくない。

毎日毎日が感謝です。

[家族]シリーズはこちら(少し下げてね)

人事のシステムはこうなっていないと

会社で改革的な何かを進めていくとして、それが成功するか否かって、ごく単純な「ある法則」があることが分かりました。
人事システムに問題があるんです。

人事システムのポイント
ノウハウ集の話をしましたね。
みんなでノウハウを出し合おうということ

ノウハウ集って、それをマニュアルと呼ぶかどうかを別にすれば、目新しいことでも何でもない。
その手の取り組みをしたことがないって、むしろ極めて珍しい。

でも、使わない。

例えば、ノウハウ集的に、みんなでノウハウを出し合おうという取り組みまで考えても、それほど珍しくない

でも、続かない

もっと単純に、方針の徹底的なこと、例えば「営業報告書を書く」とのルールが決まったとしても

守らない

何故か

全て、「ごく単純なある法則」にのっとらないからです。

給料
給与に直結すればいいんです。

趣味のクラブではありません。会社です。
良い悪いの問題ではなく、そういうもんです。

こいつを守ると給料が上がるという仕組みが存在し、公開されれば
そして、本当にその仕組みが運用されて、実際に給料が上がる人が出てくれば
完全にみんなの目の色が変わります。

人事考課表が非公開だなんてあり得ない
公開でも、いかにもどっかから持ってきました、って感じの
業務の完遂性15%、何それ、みたいなのが、書いて有っても
何と何が関連して、
どれを守らないとヤバイのかが分からないで守るはずがない

様子見
皆さんそうじゃないですか。
性格悪い私だけかなあ

3回は様子見しますよね
めんどくさそうなことは、やらないでおいてみる。
3回くらいは、注意されたらその時やろう
さすがに4回目くらいになってくると、真剣なんだな。
言われる前にやるか
で、はじめて守る

上司の心証みたいな不確実な評価項目と結び付いているからです。

年度方針
年度の方針そのものを評価項目にすればいいんです。
さらに、部門長が部門方針を足せるように、20~30%は部門方針用に取っておく。
部門長はその中で重要なものから評価項目に割り当てていく。
これで「口を酸っぱくして言う」必要がなくなるんです

「やる気」と「やる」を切り離す

前回、やる、ためる、の話で
やる気が有る時に「やる」
やる気が無い時に「ためる」
という図式で話をしてきました。

話をややこしくしないため、そう話してきたんですが
申し訳ございません。
嘘です。

おいおい、金返せ、ですね。

ためるが終わったあと
実は、やってみると分かりますが
やる気のある時より、やる気のない時の方が、圧倒的に長い

やる気のないとき
はい、「ためる」をやりました。

あれっ、まだやる気が起きないぞ
でーこんは、やる気を起こすなどという無駄な努力は、やらんでも良いとゆうとった
じゃあ、何すりゃええねん

ですね

さあ、もう一度、一から考えてみましょう

「やる気」と「やる」を切り離す
やる気のあるときは、やりたくて仕方ないわけですから、ほっといたってやります
それは否定しなくても良いでしょう。

問題はやる気の起きないとき

この時は、「やらない」んですか
という基本的な疑問です。

やる気がある→やる
やる気がない→やらない
って、何を根拠にそんなこといっているんでしょう

実は私自身かなり「極意」みないなものをしゃべってると思ってますが
みんな、おかしな方程式にとらわれてしまっていると思います。

目標が決まっている。
やるべきことも決まっている。

やりゃあ良いじゃん
それだけです。

モチベーションだのバイタリティだの、そんな高尚なもの何もなくったって
やる気のない死人のような目のままで、漫然と事務的に「やる」
ダメですか

効率だの、スピードだのを考えれば
やる気があってガーッとやった方がいい

うさぎさんもいれば亀さんもいる
スピードを気にせず、目標に近づくことが大事なんだとなれば
どうあれ、やればいい

もちろん、やる気が無いときは、ためることを優先したいので
ためることをやって、まだ時間が有ったらということにはなりますが
間違いなく時間は有るでしょう

「やる気」と「やる」を切り離せばいい。

私自身、やらないときの自分への言い訳として
やる気が起きないんだよ
ってのを使ってきました

「やる気」と「やる」を切り離すと決めてからは
とても楽になりました。
やる気が起きない自分を責めなくて良い
やる気を自分に起こさせるための無駄な努力をしなくていい

やる気が起きないのに「やる」って、それが出来りゃあ苦労はあるかい
それができないから困ってんだ
って言いたいと思いますが
本当ですか?

やる気が起きないってときに「やる」ってしたことありますか
やる気が起きないからやらないって決めちゃってる

「やる気」と「やる」を切り離す、と決めるだけでいいんです
自分でもビックリすると思います
少なくとも私はビックリしました。

やれるやん
「やる気」と「やる」って関係無かったんかい
早よゆうてえなあ