浜離宮恩賜庭園で庭園ガイド

お正月、鷹狩りの時、浜離宮恩賜庭園(浜御殿)に行ったり来たりして
結局、浜御殿の方の庭園ガイドには参加出来なかった

今度、3/7に浜御殿でイベントを企画しているから
以前一度庭園ガイドを聞いてはいるものの、もう一度聞いておかないと。

旧芝離宮恩賜庭園
11:00からのガイドにはかなり早めに着いちゃいました。
3/7イベントでお隣の旧芝離宮恩賜庭園もやります
確かちょっと高めだったから買わなかったけど旧芝離宮恩賜庭園の本を売っていた
受付で本だけ買って来よう

済みません。年間パスポートというのがあるんでしたっけ

違う事言ってますね
今度は都立9庭園共通年間パスポートというのを買ってから入ろうと思ったのを思い出しました。

4000円になります。

お願いします。

確か旧芝離宮恩賜庭園の本があったかと思うのですが

済みません。売り切れなんです。
もうすぐまた入荷しますが。

そうなんですか

本だけ買いに来たけど
時間もあるし
年間パスポートも買っちゃったから、入らにゃソンソン

ということで一通りぐるっと回りました。

浜離宮恩賜庭園
浜御殿もかなり早めに着いちゃいました
年間パスポートさえありゃあ、何度でも出入りできるのさ

一旦入りましょう

3/7にしたのは、菜の花がきれいに咲く筈だからですが、うわあ、もう咲いちゃっている。
(でも、後で聞いたら大丈夫。場所をずらしながら、かなり長く咲くらしい)

菜の花バックの梅の花

小腹がすいたので一旦出て、パンでも買ってきてもう一回入ろうかな

要は、年間パスポートを買ったのが嬉しくてたまらない訳です。

パンを買ってきて
よし間に合った。

よろしくお願いしまーす。

以前、浜御殿の庭園ガイドは聞いているんですが
浜離宮恩賜庭園に行ってきた。
何せ浜御殿は広いしテーマがぎっしりなので何度か聞いて組み合わせる必要がある

三百年の松

海からの運河(川)は江戸城まで続いて、物資をここから城まで運ぶために使われた。
この階段(雁木という)はその時の荷上げに使われたそのままのもの
そのままの形で残っているのはここだけです。

延遼館
ジョサイアコンドルの設計で、初の迎賓館施設
2020年にこの場所に延遼館を復活させると東京都が決定したんだけど
決定した時の知事は桝添さんだったのでうやむやになっちゃった

花木園
良かったのは、吉宗時代の浜御殿について聞けたこと
ここが幕府の直轄領、浜御殿になったのは、6代将軍家宣の時から。

せっかく今まで何にも使っていなかった、幕府が自由に使える広大な土地
吉宗は、色々やってみたい事をここの土地で試した

織殿(おりどの)薬草園(やくそうえん)
織殿とは機織り機(はたおりき)を何台か置いて布を織った。
色々試して、幕府直轄の産業を起こそうとしたんじゃないかな
塩田とか、刀とかも作っている

部下に給料が払えなくなるほど、幕府の財政は切迫していましたので。

浜御殿は庭園というより実用目的

ただ、全てが全てではないのが面白いところ
これは実用じゃないでしょっていうのが、象の飼育
浜御殿で、象を飼っていました。

吉宗は好奇心の塊で、発想が世界に向いていたので
象の存在を本で知り

外国にはそのようなものがあるのか
持って参れ

ベトナムから象を2匹輸入
鎖国中なので、陸上げ出来るのは長崎だけ
そこから江戸へと歩いて行きます。
その時の楽しい話はこちら

三人で回ったんですが
その内の一人が
あの銅像は何ですか?

この時のガイドさんの解説に感動

この銅像目につくところにある割に
可美真手命(うましまでのみこと)とそれ誰よ
できれば素通りしたいくらい

この銅像は、明治になって銅像ってなんだか分からない人達が作った、
日本で三つ目の銅像なんです。

ええーっ
(そうきたか)

一番古いのは、兼六園にあるヤマトタケルノミコト
ここで、そのヤマトタケルノミコトを見たことがある一人が大盛り上がり

二番目が、靖国神社の大村益次郎
ここは、私が大盛り上がり
三番目がここで

四番目が上野の西郷さん
みんなで、おおおおーっ

温州みかんの品種改良の元、クネンボがなっているところで
家斉がここに来た食べた弁当も見せてくれた

真ん中辺の上にあるのがクネンボ

さあ、庭園



緑の石の意味とか、
富士見山の意味合いとか、
ここに塩田があったんですとか
鷹狩りの詳しいやり方とか
吉宗の馬への好奇心とか
桜を見る会はここが最初ですとか

色々いっぱい聞けました
ああ面白かった

おでかけマップ

浜離宮恩賜庭園で庭園ガイド」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 築地の外国人居留地巡り | でーこんのあちこちコラム

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