鉄道150年の節目の日。陸蒸気イベントだっ

さあ、今日はウォーキング同好会のイベントの日

この前下見した港区郷土資料館
下見の時は、企画展が始まっていませんでしたが
昨日から、「人物でみる日本の鉄道開業」が始まっております。

という事なので、企画展の方は今日がお初
早めに行って軽く下見をし、さあスタート

下見の時、常設展のレポートをしたので、
今日は企画展をレポートいたしましょう

鉄道の日
今、世の中は鉄道イベントラッシュ
昨日、10/14は、陸蒸気(おかじょうき)が明治5年に本開業を開始してちょうど150年
鉄道ファンは大興奮の一日でございます。

当時、陸蒸気は、庶民が今か今かと待ちわびる
村上宗隆の56号みたいなもの

明治4年にはもう、イギリスから機関車自体は輸入されていますが
線路を引くための用地買収が進まない

待ちきれません
と、線路が引けている品川から横浜までで明治5年の5月に、仮開業

残りは、品川新橋間

誰が抵抗してるのよ

軍。
この時の軍は強かった
品川新橋間の海岸線沿いに軍の施設があり、用地を渡さないばかりだけじゃなく
測量自体妨害

そんなものより、強兵の方が先だろう、というのが彼らの主張

どうする

これでどうだ
線路を引く計画の赤い線
海の上にピーッ
出来たっ

出来たやおませんがな
パンダコパンダ雨降りサーカスの巻やあるまいし
そんなとこ走ったら、ブクブクっちゅうて、みんな息できんでプハーっ

じゃあ、こうしましょうってことで
海の中に、線路の幅の土地を作っちゃった
高輪築提

その土手のこっち側に雑魚場(ざこば)という東京湾の小魚を陸揚げする港があったので
船が往き来出来る穴も開けてあります

こういった錦絵もあるし、ちょっと時代は先になるものの明治40年には写真も残っています。

ということなので、あった事は分かっているけど、そのあと埋め立てられちゃっていたので
正確な場所までは分からなくなっていた。
ほんとのつい最近まで

ところが高輪ゲートウェイ駅を作り、その前を大開発するってことで、
今大工事をしているんですが、地面の下から現れたんです。

入口のところなんて、錦絵のカーブの具合とピッタリ一緒
ニュースで見られた方もおられるのでは。

航空写真

そんな貴重なものではありますが
残すべきか否か、議論されておりました。
今日、その結果が分かりました

緑のところを残してくれるらしいです。

ありがとうっ。開発会社さん

なんと、その高輪築提のジオラマが作ってありました。

うわあっ。こんな真っ直ぐだったんだ

メンバーの一人が気づきました。
なんで、電信柱があるんだろう

なるほど
陸蒸気は、蒸気で走るので、動力として電気は必要ありません。

本で分かりました。
鉄道専用通信の線らしいです。

この続き「人物でみる日本の鉄道開業」
の人物に焦点を当てたところを次回

[お出掛け]シリーズはこちら(少し下げてね)

鉄道150年の節目の日。陸蒸気イベントだっ」への3件のフィードバック

  1. ピンバック: 鉄道開業の日。エドモンド・モレルの熱意 | でーこんのあちこちコラム

  2. ピンバック: 鉄道の父。井上勝 | でーこんのあちこちコラム

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