「ことば日本史」戦国時代から
下手な鉄砲も数打ちゃ当たる
前回、鉄砲伝来の時の話をしました
[ことば日本史] 火蓋を切る
当然ながら、これも鉄砲の伝来後に生まれたことわざになる。
種子島に伝わったのは、マラッカ型の瞬発式点火機構をもった火縄銃だった。
鉄砲には、火縄銃のほかにも、機構のちがうタイプのものが複数あったが、
日本人は火縄銃を好んで、寛永年間(1624~44)に燧石銃(ひうちいし)が伝えられても、興味さえ引かなかったという。
それは発射時の衝撃のため命中率が落ちるからだった。
各種の銃は、それぞれに一長一短あったが、日本人はなにより命中率を最優先した。
それは日本の複雑な地形での合戦に向いていたからだという。
実戦のほとんどない江戸時代には、
火縄銃の発射までの手順に要する間が、
ちょうどいい感じだなんて思われていたかも。
命中率を最優先した中で「下手な鉄砲も数撃ちゃあたる」なんて、
すごくバカにしてる言葉だったのだろう。
ただ、私はこのことわざを自分で使うときのニュアンスが好きです
「下手な鉄砲も数打ちゃ当たるってね」
自分を謙遜しつつも、諦めないぞ!って挑戦し続ける意欲
よーし、また明日から頑張るぞ