[迷信]16 腹を出して寝ると雷様がへそを取りにくる

腹を出して寝ると雷様がへそを取りにくる

雷の音が聞こえると、とっさにお腹に手を当てる
そんな人がいたら「かわいい」って感動ものです

言われたなあ
雷が鳴ると雷様がへそを取りに来る

大人がこのような荒唐無精な言い回しで子供にお腹を隠すよう刷り込んだのにはわけがある。

それを理解するには、雪にまつわる知識を簡単におさらいしましょう。
雷を発生させる積乱雲は、強い上昇気流が発生することでつくられる。
上空に冷たい空気があり、地上には温められた空気の層がある、
いわゆる「大気の状態が不安定」と形容される場合につくられるものだが、
このとき、高い空に上っていくのと、地面 に向かって下りていくのがぶつかり合うことで
静電気が発生する。
そうすると積乱雲の中に電気がどんどんたまっていき、
ためきれなくなった電気が地面に向かって放出される。
これが雷の正体である。

注目したいのは、このとき雨が降ると周囲か熱が奪われ、
冷たい空気が発生することだ。
この下降気流がもたらされることで、地上では空気が急激にひんやりするのである。

雷が鳴るような気象条件のときは、空気が冷やされて気温が急降下する。
子供たちがお腹を出していたら、冷えて風邪をひくかもしれない。
そうはさせじという親心が生んだのが、この迷信というわけなのである。

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[ことば日本史] 影武者。平将門は体が1つで影が6つ

「ことば日本史」平安時代から
いよいよ武士が台頭してきます。
平将門でございます。

史実は以前にシリーズで書きましたのでそちらを見ていただければと思います。
例えばその9
[平将門]9 あまりにもあっけなく

今日は、その平将門の乱を題材に後に作られたおとぎ話「俵藤太(たわらのとうた)物語」を紹介しましょう。

俵藤太すなわち藤原秀郷ですので、平将門を討伐した側からの話になっています。
おとぎ話ですので、そのつもりでお読みください。

影武者
天慶2(939)年、平将門は「新皇」に即位した。

翌年正月、追討軍が発する。

室町時代に書かれたお伽草子「俵藤太物語」では平将門は身長七尺(約2メートル12センチ)、
全身が鉄で、左眼には瞳が二つあった。
そして、六人の影武者がいて、同じ姿で、同じ振る舞いをするので、
誰にも見分けがつかなかったという。

都にまだ将門の計画が知られていない頃、
俵藤太 (藤原秀郷)は、将門と同盟して日本を半分ずつにしようかと思わぬでもなく、
どれほどの人物か見定めようと将門のもとを訪れた

でも食事中、ご飯をこぼして払いぬぐうのを見て、
「こりゃ駄目だ。 とても日本の主となるような器じゃない」
そこで藤太は、大急ぎで都にのぼり、宮廷に訴え出た。

「平将門が、反逆をくわだてております。私を大将に任じてくだされば、
きっと討ってみせましょう」

平貞盛も軍勢をひきいて後を追い合流、貞盛軍はいちはやく将門を攻めたが、
まるで手も足も出ない。その様子を見た藤太は考えた。

「こりゃ、とても勝ち目はないな。
しかし、智慧のないヤツだという噂だから、なんとかして、
だまし討ちにしてやろう」

藤太は単身、将門の館へ向かう。
もてなしを受けながら、 将門を褒めたたえた

お力になりとうございます。

将門は喜んで杯を交わした。
鉄の身なので、多少油断しても大丈夫。

藤太はしばらく館に逗留して様子をうかがっていたが、
その間に、美しい女房とねんごろになる。

その女房は将門のお気に入りだったので、
藤太が女房の部屋にいるときに将門がやってくることもあった。

そんなとき藤太は隠れていたが、物の隙間から覗いて見れば、
そんなときにも将門は七人いた。

あとで藤太は女房に訪ねる
なぜ七人もいるのかね

おや、まだご存じなかったのですか。
殿は、世の常をこえていらっしゃるので、御形は一人ですけど、
影が六体おありなのです。
人からは、七人に見える訳です

あなたは脚本体が見きわめられるのですか

絶対に誰にも話すようなことじゃありませんの。
あなたにだから、言うんです。
絶対に内緒ですよ

七人の御姿は、振る舞いはまったく同じですけれども、
本体だけは日や灯火に向かったときに影ができるんです。
他の六人には影ができません。
身体がことごとく鉄ではありますが
耳のそばのこめかみのところだけは生身なのですよ

よっしゃ。とうとう弱点を聞き出したぞ
弓矢をしのばせて女の部屋で待ちます。

将門がやってきて、女房とうちとけて話をしているところを、物陰から覗くと、
七人のうち、六人は灯火に照らされていながらも影がない。

そして影のある一人をよく見ると、
こめかみが動いている。

そのこめかみを狙って、ヒューッ

将門はどっと倒れ、その瞬間、六体の影も消えうせた。

将門の影武者は、本当に影のような存在だったのである。

この七つの体というのは、平将門とその子孫の千葉氏の妙見信仰と関係がありそうです。
妙見信仰とは、北辰信仰とも良い、北斗七星に対する信仰
平将門ゆかりの神社は北斗七星の形に配置されています

後に武田信玄をはじめとして
いくつか影武者の話は語られますが
元々は平将門だったんですね

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ソメイヨシノの原木はこれだ

今日、ラジオでソメイヨシノの開花宣言の話に関連して
ソメイヨシノのルーツ、ついに解明みたいな話題があったので
追加で調べてみました。

ソメイヨシノは、クローンだという話は去年しました。
染井吉野はクローン

ソメイヨシノは全て同じ木から、接ぎ木で増えていったもの
これは以前から遺伝子の調査で分かっておりました。

となると、その最初の一本が気になります。

なんとその1本が現存していて、特定出来たという調査結果

ただ、えっひょっとして今年そんなすごい大発見があったの?
とラジオにしがみつきましたが
説自体は数年前に発表されたもののようです。

千葉大のチーム
千葉大のチームが全国のソメイヨシノやその他の桜の遺伝子を調べまくって
「その一本」をようやく特定

そのありかは、なんと

上野公園

これだっ

あっ。これなら知っている
小松宮像の横にコマツオトメという種類の希少な桜の種類がある

そのコマツオトメがソメイヨシノのお母さん
ソメイヨシノはお父さんがオオシマザクラ、お母さんがエドヒガンなんだけど
コマツオトメはエドヒガン系

コマツオトメと同じ並びの管理No.136こそがソメイヨシノの原木!

「これらの木は等間隔で一列に生えているので、
両親から得られた実生(種)を植えた可能性があります。
また、これらの樹木が“相反交雑”によって生じた兄弟であると仮定すると、
ソメイヨシノの両親は【エドヒガン】および【エドヒガンとオオシマザクラの雑種】
と考えられます」

相反交雑とは、両親の間でオスとメスを逆にした2通りの交配を行うことで、
植物の品種改良にはよく行われる手法です。
管理番号136がソメイヨシノの原木?

中村さんがさらに大胆な仮説を提唱します。
「小松宮像の一角は、江戸時代に寛永寺の鐘楼堂がありました。
ソメイヨシノは染井村(東京都豊島区)の伊藤伊兵衛政武(1667〜1757年)が作出したという説が有力ですが、
ある事情で自宅の畑ではなく、寛永寺の境内で原木を育成したと考えられます」

“ある事情”を簡単に言うと、
園芸家として知られた伊藤家が時の権力者ににらまれたくなかったからだそうです。

小松宮像の一角にはソメイヨシノが4本ありますが、
兄弟のエドヒガンなどと一列に並ぶ管理番号136のソメイヨシノが原木ではないかと
中村さんは推理します。
それが伊藤伊兵衛政武の作出したソメイヨシノだとすると、
樹齢は約270年ということになりますが、樹木医の見立てでは70〜100年です。
中村さんが語ります。

「ソメイヨシノの原木候補がある場所は、
寛永寺の鐘楼堂を建立するための基礎工事が施されているので、
根が伸びられない盆栽状態の可能性があります。
一般的に盆栽は長生きで、手入れを怠らなければ500年持つものがあります。
私の仮説の真偽は原木候補の樹齢が鍵を握っているので、
解明されるのを待つほかありません」

なかなかです。
ソメイヨシノって、短命ではなく長寿って話も以前しました
染井吉野は短命?いえいえ
原木がまだ生きて残っているというのはあり得る話ではあります。
この木が270年経っているのかというのはどうにも分かりませんが。

結局のところ、この説その後も色々あって
今は一旦保留的らしいけど
可能性は消えていない。

このソメイヨシノが原木だとすると、
日本国内ばかりか海外のソメイヨシノが、この1本を起源にしていることになります。
壮大なロマンじゃないですか

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下腹ぷっくらキャベちゃん頑張れ

以前、セキセイインコのキャベちゃんが真ん丸になっちゃった事がありました。
真ん丸キャベちゃん、負けるなキャベちゃん
そのあと、お薬(抗生物質)を飲ませて、一週間ほど
治った

結局、真の原因は分からずじまい

実はそのあとも2回、同様な事があって
真ん丸になっては治り
真ん丸になっては治り

あんまり体の強くない子、と考えるしかないな、と思っています。
治ってはくれますし
だんだん治るまでの日数が短くなっています。

昨日夜
ありゃま。また真ん丸

本当はこんなスリム

今朝、全然餌も食べずに寝ていたので
また、お医者さんに連れていきましょう

本来日曜日は休みのはずなんですが
無理を聞いてくれるとても良い先生

くうちゃんの時は、瀕死の状態から生還させてくれて一旦は治った神様のような存在

あの薬さえ出してもらえればすぐに治るもんね

行って、診察室に入って待っていた時初めて気づいたんだけど
下腹部が真っ黒になっていて何だか変

昨日から、いつものように真ん丸になっちゃったんですけど
今見ると下腹部が何だか変です。

あら
腹水が貯まっちゃってますね

触診してくれて
腹水を抜きましょう

注射器でピューっとの筈だったようですが、うまく抜けない

触った感じだと、ブヨブヨなんで、液体なんですけど
抜けてこないのは、粘着性の高い液体かも知れません。

エコーを撮ってくれたんですけど、良く分からない

いずれにしても生殖器系の異常であることは明らかです。

絵を書いて説明してくれたんですが
鳥類は人間と違って、卵子が排出されると、
周りに白身をつけてさらに殻で囲わなきゃいけないので
結構複雑
そのどこかで異常があるので卵が形作られなくなっている

それが下腹部に貯まっちゃっている可能性がある
ただ、腫瘍の可能性も否定できなく、正確なところは分からないらしい

ちょっと手強いですね

ということは、今までのようにすぐには治らないかも知れないんですか

もともと、最初の時に卵管が腫れていたので、
生殖器系に何らかの問題があるのではと思っていたんですが
そのあとの時は、特に卵管の腫れはありませんでした。
いよいよここへ来て、問題が表面化したのかも知れません。

根本解決は、生殖器系は生きていく上で必要なものではないので
手術して取ってしまえば良いんですが
うちではそういう手術は出来ないんです。

こんな小さな体なんで、手術って生死に関わる大問題です。
よほど外科がうまい先生にやっていただけないと、難しいです。

どうするかですが
結局、今の状態をなんとか乗りきって
今までがそうだったように
病気を抱えつつも、やっていくということしかここでは言えないかなと

治っちゃう、というのはないんでしょうか

今の状態ではなくなるというのはあるでしょうけど
昨日より前の状態に戻るということで
生殖器系の異常が自然と治るというのは、正直厳しいと思います。

お薬を、前回とはちょっと違うものを出します。
注射もしておきます。
ほとんど食べていないようなので、強制給餌(きゅうじ)もしておきます

分かりました。
この前のくうちゃんの時に、強制給餌は結構やりましたので
道具をいただければ、うちでもできるかと思います。

(ただ、くうちゃんの時の強制給餌のやり方は間違えていたようです。
注射器の先に長いチューブを付けて喉の奥までぐいっと入れてどろどろの餌を送り込む
前回は危篤状態で、とりあえず、口の周りにベトベトになりながら含ませた感じだけど
ほとんど入っていっていなかったらしい
コツが必要で大変らしいけど、なんとかキャベちゃんのために習得いたしましょう)

今別居状態なのでおこめちゃんが構ってくれる相手がおらず
人間の方にやって来て大変です。

さあ、強制給餌やってみました

確かにコツがいって、なかなかチューブが奥まで入りませんでしたが
なんとかなりました。
人間のように「オエッ」とは言わないので大丈夫でした。

明日からはお薬と強制給餌と両方なので大変ですが頑張りましょう。

また報告しますね

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