昔の薬屋さんで大盛り上がり

今日の日曜日(8/19のこと)、カミさんがいつもの職場ではなく、東武東上線沿いでちょっと遅めの時間から仕事。

東武東上線のどこでも良いから、車で送ってよ。

良いよ。

じゃあ、行くか

と、マンションの駐車場へ

?????
今、私が見ている光景は、夢か幻か

車がない

冷静に冷静に

良く良く考えて出た結論
昨日、スーパー銭湯、お風呂の王様に車で行って、帰りに歩いて帰ってきちゃった。

歩くと20分近くかかるんだけどね。

バーカ
どうすんのよ。
電車で間に合うかな

大急ぎでお風呂の王様へ
こんな時、速歩が出来ると便利です。
あったー。

戻ると、カミさんはまだいた。
バスがいくら待っても来ないのよ。

そりゃ逆に良かったかも

志木駅に送っていって
充分間に合いました。

ウォーキング
良かった良かった
じゃあ帰るか

とならないところがでーこんです。
日曜です。志木まで来たんです。
ちょっと一ヵ所位寄らないとね。

急だったので、何の準備も何の情報もないので
持ってきた一枚のタブレットが頼り。

近くでなんか無いかな
市役所の前の、旧村山快哉堂っていうのが、何だか昔の建物っぽいぞ
行ってみるか。
地図
旧村山快哉堂
きゅうむらやまかいさいどう、と読みます。
昔のお金持ちの薬屋さん。
建物をここに移築して保存しているようです。

中で、3人の方が何やら作業をしておられました。

どうぞどうぞ
初めてでらっしゃるんですか
ぜひ色々見ていって下さい。

ボランティアで案内をされている方だったようです。

いっぱいいっぱい説明をしていただけました。
建築上の特徴
どういう薬だったか
明治10年に建てて平成5年まで7代に渡って受け継いで来たんだけど
その後、市に寄贈
移築するときの苦労話とか
どこどこは持ってこれたけど、どこは無理だったので似せて作ったとか






その時間、お客さんは私一人だったので独占状態で、
超熱心に本来上がれない二階まで、覗くだけなら

さらに、一緒に外に出て、外観の特徴や庭に流れている水が
野火止用水(のびどめようすい)を模しているんだというような話に発展していきました。


えっ、野火止用水なんですか

実はうちのすぐ近くにも野火止用水が通っています。
東京都東久留米市
うちの住所はその次、野火止

ずっとここまで流れてきているという事です。
一気に話が盛り上がり
野火止用水に対する東京都と埼玉県との違いとか
そうそうそう、みたいに

実はここは、柳瀬川(やなせがわ)と新河岸川(しんがしがわ)の合流地点。
それすら知らずにここに来て
ほんとだ、川が合流している
って、どれだけ準備なくフラッと来たか丸分かり。

野火止用水は最終的に柳瀬川や新河岸川に注がれるんだけど
そこで歴史的大事業が起きる

いろは樋というのが出来るんだけど
その話も教えてもらった

ということは、このあと、あそこいってこっちまわってこう行けば良いんですね

もう、盛り上がっちゃっているので
さらに、新河岸川の舟運の話や
志木市が今一押しの、カッパ伝説の話
市の至る所に24体、カッパの像があってカッパ巡りも楽しいよってこととか。

博物館的なものの良し悪しって
正直、何をどう展示してあるかより
もう一歩、こりゃ最高の博物館だって感じるのは
説明してくれる人の熱心さ

送水口博物館だったり、神戸の防災センターだったり
そういう意味では、ここも最高の場所です。
30分以上話していたと思います。

良い出会いだったなあ。

ここの場所を整理しておきましょう

東側に新河岸川、西側に柳瀬川
間の中洲に旧村山快哉堂があり、その奥に公園があります。

公園に行ってみましょう。

ここには3匹のカッパちゃんがいました。

中洲の先端からはバードウォッチングできます

新河岸川側に回りますと
新河岸川の舟運の説明がありました。

ここから、いろは樋の話に入っていきますが、長くなりますので
続きは明日ね

いやあ、カミさん送ったついでにちょこっと一ヵ所だけ寄る筈が
2回連続ものになろうとは。

どこ行こう、そうだ!おでかけマップ


ヤブカンゾウ

花カレンダー始めました

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