[百人一首]99 承久の乱、その2

[百人一首]99 その前に、後鳥羽院について
[百人一首]99 承久の乱
の続きです。

京都で
京都の側で大事件が起こった

源氏は全ての血が途絶えた訳ではない
実朝の息子はいないにしても
直系でなければ、源氏は色々いる。

そのうちの一人、源頼茂(よりもち)
京都の、大内裏(だいだいり=宮城)の中で仕事をしていた。

実朝が死んだとなると、当然将軍の座は自分に回ってくる筈
違うの?
しかも、源氏じゃなく、藤原だなんて

頼茂が反乱を起こすんだけど
鎌倉じゃなくて、京都

後鳥羽は、将軍と執権の方で何とかしてよと言いたいところだけど
京都で事を起こされては仕方ない
在京武士に号令をかけて、鎮圧

そこまでは良かったんだけど
破れかぶれの頼茂が死ぬ間際に、大内裏の中に火を放っちゃった。
宮城丸焼け

えらいことになった。

そもそもが、後鳥羽は、平家に祭り上げられた幼少天皇、安徳天皇がまだいるのに
私が天皇、と宣言しちゃっている。
代々天皇である証に、三種の神器というのを引き継いで天皇になるのに
安徳天皇が持ったまま
さらに壇の浦の海に身を投げた安徳天皇、
三種の神器も一緒に、ザッブーン

真意は分からないけど、海の中から見つかった、ってことにして
ギリギリ何とかしている
ここへきて、さらに宮城そのものがなくなったとなると
とてもとてもまずい

すぐに建て直さねば

でも色んなお宝も一緒に燃えちゃって
一気に貧乏になっちゃった。
保険とかない時代ですからね。

自信家でワンマンではあっても、政治的にも文化的にも
能力がちゃんと伴っていて
激情家ではあっても、人間的魅力があった人。
おそらくここまではうまくいっていた。

急に歯車が狂い出す。
貧乏は辛いね

大内裏再建のための膨大な資金を捻出するため
税金の率をぐんと上げちゃった。

御家人という役人たちは大反発

こりゃ、まずいことになっているかも

だんだん本人も気づき出した。

大内裏再建完成!と宣言。
歴史上異例なほどの早さで完成した。

でも「承久の乱」の本によると、おそらく嘘

そんな期間で完成する訳がない。

完成した事、にして外見だけペタペタ

大内裏再建という大事業にかけるエネルギーを他のことに向ける方針転換

おそらくこういうこと。

ああ、だんだん腹が立ってきた。
そもそも、今の状況は
鎌倉が悪いんじゃないの

実朝が殺されたのも
頼茂が反乱を起こしたのも、将軍家の後継者争いという、内輪もめ
なんで、とばっちりを受けなきゃならないの
将軍家は、もう藤原になっちゃったからまあ良いとして
補佐役の、執権が悪いんだよ
そう、北条
あいつらを倒したら正しい世の中がやって来る

少なくともまだこの時点では、最初に言ったように、3対1
いろんな事が、表面化はしていない
さらに、頼茂鎮圧のとき、在京の武士を鎌倉に断りもなく、勝手に使ったんだけど
彼らは実に良く働いてくれた。

彼らは完全な私の味方だ。
勝てる。

承久の乱
北条義時を討て
全国に命令

鎌倉幕府を討て、ではない。

今、将軍は京都から来ている藤原氏

将軍に仕えている御家人たち
参った、どうしよう

いたんですね。
北条に切れ者が。

北条政子は御家人たちを集め
歴史上有名な演説を行う。

頼朝殿の恩は山よりも高く、海よりも深し

みんな、頼朝は大好き。
亡き頼朝に受けた恩をそれぞれ思い出して涙が溢れる。

執権を討て、なんだから執権の人間がどう演説しようが
執権に仕えている訳じゃない人間にすれば
なんであんたの言うこと聞かなきゃならないの?
私の親分は将軍ですけど。

ここをすり替えて
後鳥羽が、あたかも頼朝を討て、と言っているように思わせる大演説

みんな、亡き頼朝殿のために、と一丸になった
頼朝殿の仇ーっ

怒濤の攻撃が、後鳥羽上皇側に浴びせられます。

完敗
まさかの完敗
隠岐の島に配流
生涯許されることはなく、隠岐の島で生涯を閉じる

行動を共にしていた、次男の順徳院は佐渡に配流

長男、土御門は、後鳥羽上皇に嫌われ、順徳天皇に譲位させられたという経緯があるので
承久の乱には同調しなかった
ただ、私だけ何もなしはダメでしょうと
自ら配流を希望して土佐へ

さあ、いよいよ続いて明日
本題の百人一首第99首に入っていきます。

[百人一首]シリーズはこちら(少し下げてね)


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